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すべてのことを許せるほど純粋で繊細じゃなかった。 決して美しいとは言えなかった。 唯、其処に存在するだけで 両足で踏ん張って生きていくのが精一杯なほど 自分は弱かった。 人の優しさに身を寄せ 自分を守ってくれる存在をいつも側においていた。 だから、置いてきぼりになったような気がする。 だって、 恐かったんだ。 傷ついて悩んでいじけてる自分が すごく嫌いだった。 弱かったんだ。 強くて優しくて美しい そんな人の側にいればずっと安心だと思ってた。 強い風に吹かれて飛ばされるより 荒れ狂う波に攫われるよりも 灼熱の炎に追われるよりもずっとずっと その方がよかった。 でも、今気がついてみれば自分が何処に立っているのかさえ わからない。 足元が何故かひんやりして冷たくて凍りそうで 先に進めば進むほどどんどん寒くなって行く。 だから、先を心配して先を照らすより 先を照らす前に まず自分の足元を照らしてみて。 そうしたら、今。 自分は何処にいてどんな状態なのか分かるから。 決して強くならなくてもいい。 唯、もう一度自分の足元を照らしてみてほしいの。 あなたも冷たい冷たい真っ暗な所にいるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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