見た目が違うということ



日本のような、同じような容姿の人間がひしめく国で育ててる以上

我が家の息子達はその容姿のせいで必要以上に注目を浴びます。

男の子なので、髪を短くしてしまえば

夏などは、お散歩中のおばあちゃんやスーパーのおばちゃんに


『まあまあ、よく日に焼けてるわねえ♪』

と言われることもままあったりするのですが(笑)

特に息子Aは目立つのが大嫌い。

昔はよく言ってました。


『やだな~、ジロジロ見られて』



そういう時、私と夫はこう答えてました。



『しょうがないじゃない?人と違う肌の色なんだもの』



人は、ちょっと違った人には目線がいくものでしょう?

すごく太った人にも、背がすごく高い人にも、おなかの大きい妊婦さんにも

車椅子に乗った人にも、すごい美形な人にも、障害を持った人にも。

『見た目がちょっと違う』ものに目を取られるのは人として仕方ないことなんだよ。

君達も、ターバンを巻いたような人のことをジロジロ見たりするでしょう?


もし、あまりにも失礼にジロジロ見るような人がいたら

その人のこともじっくり見てあげなさい。

自分がどんな失礼なことをしているかわかるようにね。




納得いったようないかないような顔の息子達(笑)


今はまったく言わなくなりましたが

もう慣れたのか、自分の中で折り合いをつけたのか(笑)

大人になったってことなんでしょうかね。


目立つのは悪いことばかりじゃありません。

特に学校行事。

うちのようなマンモス校では、運動会なんて

誰が誰やらわかりゃしない。


でもうちの子の場合。


100m離れてたって


『お、あの色はA(B)!』


一目瞭然♪ とっても便利です。





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