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双極性障害システムコンサルタントのBlog

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2020.02.09
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カテゴリ:労務関連
​​​実はブログを始めたのは今回が初めてではなく、10年以上前に​XOOPS​というツールを自宅サーバーに構築して、ダイナミックDNSで公開していた時期がありました。

しかし今は、そこまで力をかけて作らなくてもBlogサービスが色々とありますし、セキュリティホールが出来た際に逐一自宅サーバーにパッチを当てる手間を考えると、到底そこまで本腰を入れる気持ちはありません。
⇒個人情報などを扱うのであれば、AmazonのAWSコンテナ上で動かすなど、そちらを採用するつもりでしたが、趣味の範囲ですので、そこまで力を入れずに続けたいと思っています。


そもそも私が何故双極性障害に罹患したか、説明が遅くなりましたが簡単にご説明したいと思います。

とはいえ、実は過去に務めた会社と裁判を行い(和解案で実質の勝訴に近い結果を取りました)、詳細な事は裁判結果から語れないので、主要な部分だけ、守秘義務の範囲でお伝え致します。


過去20年近く務めた会社がありました。
そこでは入社当時はオープン系開発に遅れており、私が実質的に社内のWEB・メールサーバーなどインフラ寄りな面を含めて入社2、3年目で構築しました。(徹夜も多くしましたwww)

その評価もあり、社内表彰でシリコンバレーに2週間の研修(Microsoft本社、Oracle本社、今は無きSun Microsystems本社等)で色々な刺激を受けて日本に戻りました。

それからjava含めたOOP(Object Oriented Programming)に嵌ったり、遅ればせながらWindowsネイティブなVisual C++等の開発経験を経て、社内では一目置かれる技術者となりました。

しかしながら、日本のシステム業界は単に技術職をこなすだけでは給与が上がるはずもなく、エスカレーター式にコーディングする立場からシステム提案する立場に、そして社員・協力会社というリソース管理能力が問われる職階に昇り、気が付けば30台で事業部長ポストになっていました。

勿論、採算の管理や部内メンバーのケアなど色々行いましたが、本当にやりたかった仕事と乖離していったのはこの時代だったと思います。


そんな最中、私にもメンタルの許容範囲を超える事態が訪れました。。。
朝起きても布団からなかなか出れない、耳鳴りがずっとする、着替えていたら気分が悪くなり、通勤電車はいつも途中下車でトイレに駆け込んで嘔吐を繰り返していました。

そしていずれコップの水は溢れました。全く会社に行く事が出来ないのです。
現場の周りのお客様、部下の事を考えると、這い出してでも出勤したいのに、身体が思うように動かないのです。。。

なお私の部下でも出向先で鬱に罹患した若手社員を多く見ていましたので、「これが正に鬱という症状か…」という気持ちになり、正直に会社と相談のうえ、心療内科に通い、暫くの休職を余儀なくされました

この時は、まだ子供が生まれたばかりで、先々の生活ばかり気に掛かりましたが、当時務めた会社の社長が「​復職した時には同じ給与を約束する​から、今はしっかり休養を取って落ち着いて休みなさい。」という温かい言葉を信じ、約1年近く傷病手当を受けながら休職しました。


とにかく寝ました。食欲は無くなり10Kg近く痩せ、寝れない日々を過ごしましたが、数カ月で薬の効果もあり少しずつ落ち着いてきました

その後、かかりつけ医から復職OKを頂き、当時の会社に復職希望を伝えて、リハビリ出勤も乗り越えて復職しました。


その後に想定外の悲劇(というか、意味の判らない状態)が訪れます。
ある日社長室に呼びつけられ、「事業部長職は今の君には辛いだろうから、降格を命じる。よって給与体系に併せて月給を見直す。」という話を受けました。

正直、元々休職するにあたって社長自ら言った「​復職した時には同じ給与を約束する​」​という​発言を反故する内容に関して、憤りしかありませんでした。
心がまた締め付けられる思いを人生で2度味わうとは思ってもみませんでした。


その後色々と会社と話し合い、今の境遇と正直当時の月額報酬が世間一般レベルより相当低い事を理由に会社上層部と言い争い、結果的には休職前の給与に戻す所までは来ました。


しかしながら、20年勤めた会社にも拘らず、ブラック企業な面が多く見えた為、これからの部下の事も考えて労働基準法を一生懸命勉強しました
⇒正直システムの仕事から社労士に変わろうかと思った時期でした。

その結果、当時の会社が​色々と会社としてガバナンス統制が取れていない部分が露呈し​、これを問題点として全社員巻き込んで会社に挑みました
​​⇒この時点で既に躁状態にあったのだと、今なら冷静に思い返せます。​​

結果、私は会社から突然呼び出され「解雇予告手当」という金を握らされて、解雇されました。。。

正直この時は言葉にならず、ただただ笑う事しか出来ませんでした。
先ずお客様含め、部下達に謝りの連絡を入れました。
嬉しかったのはこの時、お客様も過去の部下達も、私の為に泣いて悲しんでくれた事だけです。。。


この時に一番役立ったのは前述した「労働基準法」をしっかり学んだ事でした。
雀の涙程の退職金・解雇予告手当を持って色々な社労士、弁護士に相談した結果、​不当解雇として地位保全の申し立て裁判を起こしました​


時間とお金はかかりましたが、結論的には裁判所からの和解案を受け、金銭による円満解雇という結果になりました
⇒地位保全で会社に戻ったとしても、私の戻るべき場所は無いと理解していましたので。


お陰様で金銭面として一時的に大きな金額が入り、キャリアという経験値を身に着けた私は次の転職先を求めて転職活動を行いますが、この頃からメンタル的な不安定期に入ります。。。

家庭内では口論が絶えず、家に居る事が辛くなって実家に逃げたりしましたが、そこでも実親と口論ばかりとなり、最終的には全てから逃げ出しました…。


やはり話が長くなりそうなので、続きは次回更新致します。


上記読まれて、労働基準法にもしご興味をお持ちの方は、以下の入門書の本をおススメします。
⇒私も管理監督職時代、真面目に読み耽りました(笑)
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最終更新日  2020.02.18 16:35:20
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