「昔、家の窓からは窓の外の景色しか見えなかった。
ところがテレビができて、家の窓から地球の裏側の出来事まで
リアルタイムで見られるようになった。そしてインターネットの出現で、
今度は家の窓から世界中の人に自分を見せることができる」
ビル・ゲイツの言った言葉。
今まではマスが中心となって、特定のところから不特定多数の人々に
情報が発信されていたものが、インターネットにより今度は一人ひとりの
人間が情報の発信者、もしくは受信者になれるようになった。
このことは、コミュニケーションや情報伝達の在り方を根本的に
変えてしまった。
「見知らぬ人間同士がコミュニケーションする」
これなんかはインターネットだから出来たことなんだろうな。
インターネットによって人間関係が変わり、ライフスタイルが変わり、
それに伴って社会構造が変わり、社会も変わって行くんだろうな~。
今までは、社会の変化が人々の生活を変えていくという、
トップダウンの変わり方だったけど、これからは逆の進み方で足元から
変化していき、社会を変えていくんじゃないだろうか。
でも、インターネットは、あくまでツールでしかない。
コミュニケーションの原点は、変わらない。
「何をコミュニケーションするのか?」
「如何に心と心を触れ合わせるか?」
今までの資本とか力の論理ではなく、
純粋に心の論理が何より優先されるべきことだと思うな。
その根底になくてはならないものは、
他者の存在を尊重するという気持ちなんじゃないだろうか。