さんとうか7722

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2004年07月02日
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"牧神の午後"-------------------------
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『牧神の午後』の初演は1912年5月29日パリ・シャトレ劇場、ディアギレフ・ロシア・バレエ団(Ballet Russes,バレエ・リュス)によるものです。
主演は伝説のワスラフ・ニジンスキーです。
振付けもニジンスキーと妹のプロニスラヴァ・ニジンスカの二人で行なっています。

モダン・バレエ革命を主導したのは、このバレエ団の主宰者セルゲイ・ディアギレフと彼の弟子たち-----、
ミハイル・フォーキン、ワスラフ・ニジンスキーらです。

このバレエ団は最初1909年5月19日パリ・シャトレ劇場で最初の公演を行ないました。
演目は『アルミードの館』『イーゴリ公』『クレオパラ』。
翌年には『シェエラザード』『火の鳥』が公開され、特に当時全く無名であった『火の鳥』の作曲者ストラヴィンスキーはこの作品により1晩にしてスターになりました。

その翌年1911年、同バレエ団はモンテカルロ公演でフォーキン振付けニジンスキー主演による『薔薇の精』を公開。
この作品でニジンスキーはその驚異的な跳躍力を見せて観客の度肝を抜きます。
ラストで"薔薇の精"が窓から飛び出していくところは、あたかも空中に消えていくようと言われ、彼は伝説の人となります。

翌年ニジンスキーは自ら振付けを担当した"牧神の午後"で、そういう自分を真っ向から否定し、自分の踊りは跳躍だけが売り物ではないのだということを見せつけました。

この作品のベースは象徴派の詩人"Stéphane Mallarmé"の長詩『牧神の午後』"L'Après-Midi d’un faune" です。
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"L'Après-Midi d’un faune"

Si clair,
Leur incarnat léger, qu’il voltige dans l’air
Assoupi de sommeils touffus.

Aimai-je un rêve ?
Mon doute, amas de nuit ancienne, s’achève
En maint rameau subtil, qui, demeuré les vrais
Bois même, prouve, hélas ! que bien seul je m’offrais
Pour triomphe la faute idéale de roses.

Réfléchissons...

ou si les femmes dont tu gloses
Figurent un souhait de tes sens fabuleux !
Faune, l’illusion s’échappe des yeux bleus
Et froids, comme une source en pleurs, de la plus chaste :
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中略
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" Par le talent ; quand, sur l’or glauque de lointaines
" Verdures dédiant leur vigne à des fontaines,
" Ondoie une blancheur animale au repos :
" Et qu’au prélude lent où naissent les pipeaux
" Ce vol de cygnes, non ! de naïades se sauve
" Ou plonge...
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中略
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Je t’adore, courroux des vierges, ô délice
Farouche du sacré fardeau nu qui se glisse
Pour fuir ma lèvre en feu buvant, comme un éclair
Tressaille ! la frayeur secrète de la chair :
Des pieds de l’inhumaine au cœur de la timide
Qui délaisse à la fois une innocence, humide
De larmes folles ou de moins tristes vapeurs.
" Mon crime, c’est d’avoir, gai de vaincre ces peurs
" Traîtresses, divisé la touffe échevelée
" De baisers que les dieux gardaient si bien mêlée :
" Car, à peine j’allais cacher un rire ardent
" Sous les replis heureux d’une seule (gardant
" Par un doigt simple, afin que sa candeur de plume
" Se teignît à l’émoi de sa sœur qui s’allume,
" La petite, naïve et ne rougissant pas : )
" Que de mes bras, défaits par de vagues trépas,
" Cette proie, à jamais ingrate se délivre
" Sans pitié du sanglot dont j’étais encore ivre.

Tant pis ! vers le bonheur d’autres m’entraîneront
Par leur tresse nouée aux cornes de mon front :
Tu sais, ma passion, que, pourpre et déjà mûre,
Chaque grenade éclate et d’abeilles murmure ;
Et notre sang, épris de qui le va saisir,
Coule pour tout l’essaim éternel du désir.
À l’heure où ce bois d’or et de cendres se teinte
Une fête s’exalte en la feuillée éteinte :
Etna ! c’est parmi toi visité de Vénus
Sur ta lave posant tes talons ingénus,
Quand tonne une somme triste ou s’épuise la flamme.
Je tiens la reine !

O sûr châtiment...

Non, mais l’âme
De paroles vacante et ce corps alourdi
Tard succombent au fier silence de midi :
Sans plus il faut dormir en l’oubli du blasphème,
Sur le sable altéré gisant et comme j’aime
Ouvrir ma bouche à l’astre efficace des vins !

Couple, adieu ; je vais voir l’ombre que tu devins.
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彼はこれを劇として上演したかったが無理だといわれマネ(!!)の挿し絵付きの本として自費出版(!!)しました。
これに感動したのがドビュッシーで、彼はマラルメに捧げる
オマージュとして『牧神の午後への前奏曲』を作曲します。

ドビュッシーはこの作品はバレエとしてなら上演できるのではないかと考え、その夢は20年後のニジンスキーによって実現されることになります。
むろんドビュッシーの曲に合わせて踊るものです。
物語自体は非常に単純なものです。

水辺でニンフたちが水浴びをしている。
そこへ彼女たちの美しさに目を奪 われた牧神パンが仲間になりたいと思ってやってくる。
しかしニンフたちはパンが半獣半人の姿なので驚いて逃げてしまう。
パンがすごすごと引き上げるとニンフはまた戻ってくる。
そこでパンがまた彼女たちに近づくとニンフはまた逃げてしまう。
しかしその中の一人だけがパンに興味を持ち残って彼を見る。
パンはこのニンフに対して求愛の踊りを踊る。
ニンフもこの愛を受け入れるかに見えたが、パンが彼女を抱きしめようとした瞬間ニンフはさっと逃げていく。

パンはひとり残されて悲しみに沈むが、やがて彼女が落として行ったスカーフを見つけ、それを岩の上に敷いて座り、自らを「慰める」。
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当時このラストシーンでニジンスキーは舞台の上で恍惚の表情を見せ、しかも最後は「ハー」と力を抜く仕草までしてみせます。
ニジンスキーでなければ許されない演出かも知れません。
これを最初に見せられた初日の観客は戸惑いの表情を見せ、翌日の公演ではブーイングとアンコールの声が半々であった
といいます。
当時の評論家の意見もまっぷたつに分かれました。

このような反応を引き起こしたのは、その衝撃的なラストシーンの為だけではありませんでした。
ニジンスキーはこの作品でわずかに一回小川を飛び越えるのに飛んだだけでそのほかは一切跳躍も回転も使わず、常に体は前向き、頭は常に横向きで、ずっと地に足をつけて踊っています。
それは男性舞踊手に求められがちなダイナミックな踊りを拒否し、3次元的な動きまでも拒否して、2次元的な、極めて
限定された中で、演技力の限界に挑戦したものです。
この異様な緊迫感がマラルメの幻想的な詩の世界を見事に演出しました。
なお、この作品が上演された時期、フォーキンはロシア・バレエ団を離れていました。
ディアギレフが自分の愛人であるニジンスキーを一座の中心に置きたかった為です。
しかししばらく後にニジンスキーは南米公演の途中でバレ
エ団の新人バレリーナと結婚します。
バイセクシュアルなニジンスキーにしてみれば男性との関係と女性との関係は別次元のことでしたが、ディアギレフにと
っては、これは裏切り行為に思われました。
そこで彼はニジンスキーを解雇。
そして再びフォーキンを口説き落としてバレエ団に復帰させますが、その後今度は若いレオニード・マシーンにのめり込んで、彼をニジンスキーに続く第二のスターに育て上げていきます。
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"ヘルメス"はオリンポス12神の一人。
伝令の神として知られていますが音楽の神"アポロン"が弾く竪琴を発明したのは生まれたばかりの"ヘルメス"でした。

"ヘルメス"の音楽の非凡な才能に音楽の神としての評判がたちました。
そこで"アポロン"と"ヘルメス"が腕比べをすることになりました。
あるとき音楽の神"アポロン"と"ヘルメス"が音楽の腕比べをすることになりました。
このとき審判に選ばれたのは山の神"トモロス"と"ミダス"王でした。
以前、"アポロン"と牧神"パン"が音楽の腕比べをしたときも審判員は同じでした。
"ミダス"王が崇拝する"パン"はいつも吹いている葦笛を見事に吹きました。
野や山に響き渡る清らかな音色でした。
"アポロン"が立ち上がり金の竪琴を鳴らしだすと音色を耳にするもの、山の動物、木、すべてが魂を奪われてしまいました。
"トモロス"は"アポロン"の勝利を告げましたが"ミダス"だけは"パン"のほうが上手だと言いました。
"アポロン"は怒って
「お前の耳はなんてばかな耳だ。ロバの耳になれ。」と言いました。
"ミダス"の耳を"ロバ"の耳にしてしまいました。
それ以来"ミダス"は特製の帽子で隠していました。
今回の審判で"ミダス"は"アポロン"に票を入れて耳を直してもらおうと考えています。
"ヘルメス"が石に腰をおろして笛を吹きました。
とてもやわらかな笛の音色は風の吐息のようになり聞く人は眠くなりました。
"ヘルメス"の笛の音には眠くする魔力があり、"ミダス"が眠り、"トモロス"が眠り、"アポロン"まで眠くなり、とうとう"アポロン"もうとうとしてしまいました。
ついに3人とも深い眠りに落ちてしまいました。
"ヘルメス"は夢を与える神の杖で3人に夢を見させました。そして眠りを邪魔しては悪いと思いそっと帰ってしまいました。
"ミダス"はもちろん"ロバ"の耳を直してもらえませんでした。
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「王様の耳はロバの耳」という童話を聞いたことがあると思います。
ギリシア神話で音楽の神"アポロン"と牧神"パーン"の音楽のコンテストからきています。
ギリシア神話に"ヘルメス"と"アポロン"が音楽の腕比べをしたという話はありません。
"ヘルメス"の音楽の才能とイタズラ好きを考えて創作しました。
"ヘルメス"は最初から真剣に競うつもりはありません。
きっと眠らせてやろうと考えていたに違いありません。
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How are you feeling "that"????
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最終更新日  2004年07月03日 09時18分45秒
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