富士山の見える週末

今週末は、土曜日の夕方に次男Yと二人で山荘に到着。

すごい雪！



気温はマイナス2度くらいなので、景色から想像するほど寒くはない。

むしろ、美しい。



早めに富士宮の「風の湯」へ。仕事面ではかなり厳しかった一週間、疲れもたまっていたので、バナジウム温泉でゆっくり。

風呂上りに座敷で晩飯。家族四人なら山荘で料理するが、二人のときは外食が多い。おばちゃんたちとも顔見知りなので、これはこれでアットホームで好き。

帰路は、ほんとうにもう、真っ白な雪道。ときどき滑って、普段は見かけないスリップ警告ランプが点滅。



山荘の前で、ちょっと雪かき。次男Y、張り切る！



静けさがしみわたる夜は、次男Yに勉強をさせながら僕は仕事、その他デスクワーク色々。雪に閉ざされた一部屋のみの山荘の中、ちょっと知的な時間が流れていった。

そして朝。

夜間も気温は下がらず、マイナス2度のままだった。朝日を浴びて、雪は解け始めていた。雪をかぶった木々に太陽があたって、青空が見えて、とてもすがすがしい朝。



次男Yと30分ほど雪を踏みしめながら散歩に出た。雪の上のあちこちに、鹿の足跡があった。夜中に思う存分駆け回っているようだ。



しばらく雪合戦。

大きな玉を作りすぎて投げられなくなった次男Y（↓）



朝食に鏡餅の残りなどを食べて、次男Yは勉強。家にいるとどうしても気が散って集中しないので、こういう機会にしっかりやらせる。

算数は、小学一年生なので高度なものよりも「頭の回路を通す」ほうが重要と思う。基礎的な演算問題を作り、時間を計ってやらせる。目の前で採点。



漢字の読みなどもやっていたら、２時になった。そろそろ「まかいの牧場」へ移動。山荘を後にした。

山荘隣地の牧場越しに見る富士山は、さすがに今日は雪化粧だった。午後にかけて曇天になったため、重々しい雰囲気。

小さな傘雲が天使の輪みたいになってる。



「まかいの牧場」では、雪はなかった。距離的には車で20分くらいのものだが、標高では多分500メートルくらい下になる。気温はだいぶ違う。

ここのところ、「まかいの牧場」は部分的に改装モード。売店のレイアウトがここ数ヶ月で2回変わったし、園内も新しい造作が見られる。

ウサギのところも、山や川を盛り込んだ面白いレイアウトになり、楽しそう。



いつもは放牧場でヒツジに人参をあげるが、今日はもう放牧は終わっていた。しかたなく柵越しで・・・。



ワラビーさんたちと交歓。ワラビーは人懐こく、えさを持っていなくてもジリジリと寄ってきて、気がつくと横にいたりする！



ヒツジの館のほうで、柵越しに餌をあげる次男Y。家庭内で見せるだらしない行動や甘えた行動とは別人のよう。キビキビと動いて背筋も伸びている。



まるで仕事しているようだ。

好奇心や興味には「理由」はないので、子供が没頭するものを見つけたら邪魔しないことだ。服が汚れようと破れようと、放っておくことだ。

4時半頃に切り上げて、家路についた。