2012/09/20(木)21:41
富士宮の畑が壊滅
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3連休。土日は月に一回の陸前高田。日曜の深夜に帰ってきて、月曜日は仕事を気にしながらとりあえず山荘に行った。
水汲みもあるし、畑の様子も見ておきたいし、わずかな時間でも静かなところで過ごしたい。
ところが、富士宮の畑に行ってみたら、とんでもないことになっていた。
収穫期を控えたサトイモの畑が全部掘り返され、ヤマイモも全部掘られ、そのほかにもショウガやエダマメなどがやられていた。
【サトイモの畑の惨状に目を疑う】
【サトイモの畑、ほんとに何もない】
【3年越しのヤマイモも全滅】
【ショウガが抜かれて転がっていた】
動物のしわざか、人間か?あまりにも全部きれいになくなっており、引き抜かれたサトイモの茎と葉が広範囲に散乱していたことから、最初は人間の仕業を想起した。
【かなり離れたところにも茎と葉が散乱】
雨上がりで、人間にせよ動物にせよ、足跡が消えてしまっている。動物の足跡はところどころにあるが、それは以前から時々見られたもの。今回は?
しばし呆然とした後、思いなおして畑の片付けをした。掘られた穴を埋め、散乱した茎や葉を拾い集め、畝をレーキで軽く耕起してならした。
拾ったサトイモの茎の断片を見てみる。こんな感じ(↓)
人間が手でちぎっても、こんな風にはなる。が、もし窃盗なら、もっと手早く茎元から刃物で切るだろう。しかしこれは、親芋のところからきれいにむしりとられている。
やっぱり、動物かな?ここまでひどく荒らせる動物とすれば、イノシシか。
そう思って周囲を見ていたら、やられた畑地のすぐ隣の草薮に、獣道らしきものを発見。その道に、サトイモの茎や葉が何本か散乱している。
ふうむ。。。やはりイノシシか?まあ、腹をすかせた動物が食べたのだとしたら、残念ではあるが心にわだかまりはない。
しかし、サトイモやヤマイモを生で食べるのかな。かゆくないのだろうか。
そんなことをモヤモヤと考えながら、山荘に戻った。
まだ人間の可能性も残っているので、しばらくあの畑は安心できない。もし人間に狙われたのだとしたら、もう畑としては使えないだろうなぁ。
でもまあ、イノシシ説が濃厚ということで、インターネットで色々と調べてみた。そしたら、ほとんど同じような惨状のサトイモ畑の写真などが出てきた。
ははぁ。やっぱりイノシシだとこんな風になるのか。ふむふむ・・・。
どうやら、確実に防げる防護手段はないらしい。周囲の除草、整理整頓、そして常に人気(ひとけ)を匂わせること。
通いなので、人気(ひとけ)を維持するのは難しいが、周囲の除草や整理整頓は可能だ。
とくに、今年は隣地が草ぼうぼうになっており、イノシシが安心して畑まで近づける環境が整っていることは間違いない。隣地の人に許可を頂いたうえで、除草が必要だな。
これも何かの縁なので、ちょっとイノシシの生態など勉強してみる。富士山のまわりには自然がいっぱい。自然はいつもやさしいとは限らない。それも含めての自然志向だ。