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海の日(7月18日)「海の日」を定めて国民の祝日にしている国は世界でも希(まれ)という。祝日法には「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」とある ▼複雑な思いで迎えた人も多いだろう。すべてをのみ込みながら陸を駆け上がる大津波が、まだ強烈に目に焼き付いている。収束が見えない原発事故、放射線量を気にしながらの海水浴となった海岸も少なくない。放射能汚染水を流失してしまった海への申し訳なさもある ▼初めての「海の日」となった1996年7月20日の本紙社説は<「海の外にも目を向ける日」と解釈してみてはどうか>と提案している。危機にひんしているアジア諸国のマングローブ海岸やサンゴ礁、数々の生き物にも思いを寄せて ▼海の向こうからたくさんの支援と励ましが、被災した日本に送られている。世界と海でつながっている。海を想い、平和な海を願い、平和を願い世界の人たちに感謝する。「海の日」は、そのための国民の祝日というのはいかがだろうか。
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最終更新日
2011.07.18 12:02:48
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