2006/01/20(金)00:53
のだめカンタービレ/長い長いさんぽ
感想・・・というほど大層な文は書けないけれど、読んでみて思ったことを書いてみようかと。
【のだめカンタービレ(二ノ宮和子著・講談社刊)】
『笑えるマンガ』だとよく紹介されていたので、読んでみたいな~とは思いつつも、今日まで買うには至らなかったのだけど、
←これ
を買ってみてもイマイチ面白いのかどうかも解らなかったのに、試しに1巻を・・・と思って買って読んでみて
ツボにハマってしまったヾ(@°▽°@)ノあはは
私も小さい頃ピアノを習ったことがある。
・・・飽きっぽいのですぐやめてしまい、結局身に付かなかったけれど、その時の影響で音楽は好きだし両手を使うことに抵抗がない(PCやるのにとっても便利♪)
音楽の成績だって、専門的な指導もされていなかったのにいい方だったよ~。
※お父しゃんに、音楽の授業のリコーダー(縦笛)は上手い方だったんだよ~って言っても信用されてないけど。カラオケの歌が下手だからねぇ、私。
そんなことをふと思い出させてくれた。
堅苦しいクラッシック世界のマンガではなくて、もう個性的におかしいキャラクターが織り成す音楽の世界・・・。
同じ曲でも演奏する人の解釈で全然印象が変わってくるというのを音ナシで表現できるマンガだ。
そういえば、指揮者によって同じ曲が違う印象になるというのを以前テレビで体感したことがある。
だから「なるほどな~」って思う場面が多々あったり。
私は個人的にのだめちゃんのあの型破りな才能の反面のだらしなさ(^^;;;が自分と重なって(私は才能があるものがないけれどね)応援したくなるキャラクターです。
まだ1~8巻までしか読んでませんが、お薦めです。
ちなみに我が家は今音楽ブームです。
近々お父しゃんが買った電子オルガンが届く予定です(また楽天で買っちゃったよ~)。
【長い長いさんぽ(須藤真澄著)】
著者と一緒に暮らしていた『ゆず』という名前のネコとのエピソードを面白おかしく描いていたマンガのシリーズ最後です。
このマンガのシリーズに出会ったのは、私が結婚前にネコを飼っていたとき、参考資料的に読んだのが最初でした。
うちのネコは『きぃちゃん』と言って、いとこが引越しで飼えなくなってしまったのを無期限で預かったのだが、このきぃちゃんとゆずが重なる部分が多くて「うんうん、あるある!」と読みながら頷いていたのを覚えている(笑)
そのきぃちゃんも、たぶん交通事故だったのだろう。
隣のいとこの実家の前で力尽きていたと母から聞かされた。
私ではなくやはり前の飼い主のとこへ行ったのかな?とちょっぴり悔しくも思ったりしたけれど、一緒に寝たり(ネコを腕まくらして手が痺れたこともあったり、枕を取られたり、私の方が隅っこで寝ていたり)、ノミが大発生して対策に四苦八苦したり、お腹さすって怒られたり(その時引っ掛かれた傷がまだ残っている)、思い出は尽きないけれど、嫁入りのせいで私までいなくなってしまってどう思っていたのかなぁ?
この長い長いさんぽには、ゆずが亡くなる時のエピソードが載せられている。
それがとても悲しくて、読みながら泣いてしまった。
著者の後悔が痛いほど解って。
でも、愛されていたのはよく解ったし、きっとゆずは幸せだったと思う。
ネコは自分の死ぬところは見せないとよく言われていたけれど、出かけている間に亡くなったのは、大好きな人にそんなところを見せたくなかったからかもしれないな。
生き物を飼っていれば、必ずそんな悲しい場面に遭遇する。
私もいずれはハムずとのお別れがある。
なるべくその日が遠くなりますように・・・と願うけれど。
なので、後悔のないようにがんばってお世話して行きたいと思っている。
←m(__)m