本ちょこっとかじり虫

2016/01/18(月)21:29

『悪役 世界でいちばん貧しい大統領の本音』アンドレス・ダンサ

ノンフィクション(21)

翻訳者が慣れていないせいか、とても読みにくいです、スペイン語の翻訳者も育成してください、出版社さんとはいえ、内容はすばらしいものでした。安倍さんにも読ませたいくらい南米の小国ウルグアイの大統領がたった一期の任期中にアメリカとキューバを国交回復に導いた、ということは日本ではあまり知られていないのはなぜ気になった言葉をメモしておきます↓「私は人間の正義というものを、それがどんなかたちであれ、これっぽっちも信じていない。私の自前の哲学では、あらゆるかたちの正義は報復の必要性に妥協することなのだ」「独立した思考を持った人間は自由であり、その思考の先を想像することができる人間が未来を作ることができる」大麻の合法化に関して「麻薬の最大の問題はその取引だ。五万人の中毒患者を支援するのは厭わない。問題なのは、麻薬密売者を支援することだ。連中は社会のあるとあらゆることを破壊しようとしている。麻薬密売者は、麻薬取引が違法化されているお蔭で生き延び、色んな意味で影響力を持つようになっている。この論理こそ変えなければならない」  【楽天ブックスならいつでも送料無料】悪役 [ アンドレス・ダンサ ]【内容情報】(「BOOK」データベースより) これほど愛された政治家が日本にいるだろうか!?給料の90%を寄付し、愛車は1987年製のフオルクスワーゲン。稀代の政治家が語る政治、人生とは。【目次】(「BOOK」データベースより) 大統領候補/大統領/無礼者/アナーキスト/模範/カウディージョ/ずる賢いキツネ/証人/老人/預言者/伝説

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