えがおの時間

居酒屋「和民」（関西には残念ながらまだ少ないけど）チェーン店を展開する、株式会社ワタミの経営者の渡邉美樹さんが書いた本を読みました。

以前から気になっていた人物です。

ベンチャー経営者で勢いがある、介護事業に参入した・・・グッドウィル事件のあと、グッドウィルの介護事業コムスンの買収に名乗り出た・・・ＮＰＯ法人を作ってカンボジアに小学校を作っている・・・などなど、ニュースでよくお目にかかる。

気になっていただけなのですが、今年は長女が就職活動を始めるので、親として、何か気の利いた一言でも言えたら、と思って本を読んでみた。

『きみはなぜ働くか。』

図書館で借りた本なので、返す前に、波長の合った言葉をここに書き留めておこうと思う。

★「よい気」と「わるい気」、きみはどちらを吐いているか。

　　　　　よい気を吐く人は、人間として優しく、誠実に、責任を果たしている。

　　　　　これは私の信条。仕事では常に「よい気」を吐くよう心がけている。
　　　　　友人も「よい気」を吐く人。そういう人以外はつきあわない。
　　　　　家族には、愚痴こぼしたり、感情的に叱ったりして、
　　　　　　　　　　　　　　　　たまにわるい気を吐いてしまうので反省。

　　　　　このブログは「よい気」で自分を満たす道具。

★人間性が６割、生活習慣が２割、学歴などは残りの２割の価値しかない。

★「だまされない人間」ほど多くのものを失っている。

　　　　　人を信じて失うことの大きさと、人を信じないで失うことの大きさとでは、
　　　　　人を信じて失うことのほうがずっと小さいということである。

★人のための欲は大きく。自分のための欲は小さく。

　　　　お釈迦様いわく、「多欲の人は利を求むること多きがゆえに、苦悩もまた多し。
　　　　少欲の人は求めなく、欲なければすなわちこの憂いなし」

★謝る人はカッコイイ。

★「仕事と思うな、人生と思え」

★シゴトは慣れるな。
　　　　　一にも二にも、三にも準備。準備と心が揃ってようやく成功の基盤ができる。
　　　　「得な道」はたいてい間違った道である。

　　　　　書いてあることと私の思うところは少し違うけど、この一文に、
　　　　　私も日ごろから思うことに重なるところがあるので。

★想像力があれば、シゴトはすべてうまくいく。

　　　　シゴトだけじゃない、人生うまくいくと思う。

★小さいビルは、誇らしい。

　　　　　ワタミは大田区のメジャーじゃない場所に本社を構えている。　　　
　　　　　私は、自宅の部屋の事務所でいけるところまでいこうと思う。