カテゴリ:京都良いもの
. 日本文化の象徴の一つ 京和傘の製造元・日吉屋 (京和傘では日本唯一です) 京都・西陣にあって伝えられた伝統を受け継ぎ、今その技術を革新しながら世界に発信しているたくましく若い企業です 京和傘 その種類により越前和紙・五箇山和紙・美濃和紙、岐阜真竹・京銘竹、麻、真田紐、京漆、数奇屋金具などそれぞれの伝統材料を用い、その工程も多岐に亘り一本一本丁寧に仕上げられています . 和傘は平安時代にお茶や漢字などと一緒に中国より伝わったとされています、始めは天蓋として権威の象徴や魔よけ等に使用されてきて、鎌倉時代に入り傘として開いたままで使われ始め、自由に閉じられる和傘とし一般的に使用される様になったのは江戸時代に入ってからの事です 現在の社長西堀耕太郎さんは2004年日吉屋五代目の当主となりますが、現在36歳元々カナダへ留学後市役所で通訳の仕事中四代目のお嬢さんと結婚、京和傘の世界に入り職として技術を修得、新商品の開発と宣伝力でその名をひろめ今日に至っています 店舗玄関と店内です 和傘のみならず、国内外のデザイナー・アーティストなどとのコラボレーション商品の開発にも取り組み、海外も含む展示会に積極参加 2007年グッドデザイン賞・2008年ドイツのプロダクトデザイン賞などを受賞される 和傘の技術を生かしたデザイン照明 と 上の写真共々多岐にわたる和傘 (左)蛇の目傘中入り 番傘より細身で軽く、きれいな装飾が施されて美しい傘です、舞妓さん愛用の傘で和服にピッタリよく似合います (右)羽二重傘 和紙の上に絹を重ねた生地を張る事により、美しさと同時に丈夫さを兼ね添えた最高級品です 説明までもありません昨年新聞・雑誌等で報道された金閣寺をバックにしたスナップ写真です、幸せ度NO.1ブータン国ワンチュク国王夫妻が差し出されているのは京和傘文字通りの「差し掛け傘」、差し掛けられているのは京都仏教会の理事長有馬頼底師どちらが賓客か分らないスナップですが、国王夫妻のお人柄だったのでしょうか (写真は報道より) (左)前週に記事UPしています「壬生寺・大護摩節分会(え)」 (右)昨年の記事「法観寺・五重塔」での一シーンです (左)差し掛け傘 古来よりお付きの人が貴人に差し掛ける傘、結婚式の花嫁入場シーンや各種イベントに使われています (右)和風ぱらそる 麻の布を柿渋で染め上げてあります、和服にも洋服にも合うこだわりの和風洋傘です (左)和風ペンダントライト「古都里」(ことり)と自立スタンド 和傘の伝統美を生かしたシンプルで新しい照明です、手漉きの和紙と真竹で作られ閉じ仕舞い可能です (右)ペンダントライト「MOTO」 海外にも進出している商品です、軽量感あるスチール製で和傘の開閉技術を使い部屋のシーンに合わせ形が変えられます (上一つの製品です) 妻折野点傘 傘の端の部分が湾曲したデザインで綺麗な真田紐を多用した正に工芸品です、神社仏閣のご祭礼や各種伝統行事などに使われています ........................................................................ 京都市バス 「堀川寺之内」下車 東へすぐ 日吉屋HP URL---http://www.wagasa.com/ ------------------------------------------------------------------------ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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