カテゴリ:京の見どころ
京都五山の送り火
京都のお盆は、迎え鐘を突いてお精霊(しょうらい)さんをお迎えする六道まいりなどで始まり、16日の夜大文字など五山送り火でお送りします また他に千灯供養・万灯会や灯籠流しに地蔵盆などの行事が行われ、今は少なくなりましたが以前は各町内で盆踊りも催され賑やかなお盆でした 五山送り火とは、お盆にお迎えしたご先祖の霊を再び浄土へお送りする精霊送りのかがり火を五つの山で焚く行事です 街の灯りも消えて、東から西へ「大文字」→「妙法」→「舟」→「左大文字」→「鳥居」の順に次々と点火されてゆく送り火は、一時間足らず静かに燃え続けその間、京都の街は幻想的な雰囲気に包まれます ↓「大文字」 東山・如意ヶ嶽 夜8時に点火されます 撮影は鴨川の提だったと思います ↓先日発表された来年の「京都マラソン」PRパンフに五山が載っていますのでその図をお借りしました 五山の場所見て下さい 市部外側の枠に沿って、一番右に(大)→少し上へ枠内に(妙と法)→一番上枠の上に(船の絵)→少し左へ下りて(左大)→一番左の枠外に(鳥居)です 各山ともご先祖の霊や送る人の無病息災を祈り記された護摩木が送り火の点火材として事前に山頂に運ばれ、準備された木組みと共に一斉に点火されます ↓市内のビルの上からです 燃える火が落ち着いて大の字くっきり浮びます ↓UPして捉えた写真です まだ炎がながれます ↓「松ヶ崎妙法」です 妙と法は少し離れていて しかも山が低くこの様に撮れる所は見つかりません、この写真は合成しています ↓妙の字は松ヶ崎・西山(万灯籠山)です 北山通り直近からです ↓法は同じく松ヶ崎・東山(大黒天山)です 妙と比べ山から少し離れました ↓「船形万燈籠」 場所は西賀茂・船山です 入院時の病院最上階からです ↓前にある船岡山で一部隠れています ↓「左大文字」 金閣寺のすぐ北、大北山にあります ↓私の住まいの近くになります、西大路通り衣笠校交差点の中程より真北に見えます 下はズラッと車・二輪車のテールランプです ↓「鳥居形松明(タイマツ)」です 嵯峨鳥居本・曼荼羅山(マンダラヤマ)にあります 8時20分 五山の中で一番遅れて点火されます ↓鳥居は他山のように火床を組まず、松の松明をそのまま突き立てます 五山送り火、一般的には総称して「大文字」「大文字焼き」と表現されることが多いようです、祇園祭りとともに京の夏を彩る二大伝統行事で暑い夏の夜空を焦がします *おことわり* 夜一時間足らずの行事です、この送り火の写真は最近のものばかりではありません入院時のものも含め十数年前の写真も混じっています 五つの火を一日で撮るのは勿論ムリですが一つの火でも角度を変えて撮るのは写真にもあった通り車が渋滞していてなかなか自由になりません 一つ所でも年数をまたがった写真です ご了解頂ますよう 途中触れていますが私の住まいは市内北区です、大文字焼き東西は少し離れますが五山とも概ね市内の北部に跨っていて、毎年どちらかで鑑賞していて個人的にも馴染み深い行事です ***************** 京都ええとこ一覧 下 京都市の地図をクリック拡大して、各所に付されたNoをお控えのうえ下記 3区分の中のNoの説明をクリックして頂ければ記事にリンクしますのでご覧下さい ただ最近の 下105~118の各所については図の中に表示出来ていません、 区分3.よりお入りください 105 岩倉邸跡と常林寺 106 京都迎賓館 107 秋の北野天満宮 108 初詣であちこち 109 今宮神社 110 年初め北野天満宮 111 大本山・相国寺 112 梅の二条城 113 梅の北野天満宮 114 桜の背割堤 115 岩清水八幡宮 116 桜の平安神宮 117 桜名場面・東部 118 桜名場面・中西部 「京都ええとこ記事一覧」 1.(No. 1~ 48はこちらから) 2.(No.49~ 96はこちらから) 3.(No.97~118はこちらから) 京都各所について何かお尋ねになりたい事などありましたらコメント欄にお入れ下さい、こちらの判る範囲でご返事差し上げます そしてもう一つ拘っていた「京都ええもん」身体を悪くして不発に終わり申し訳なく思っていますが、看板倒れのその中で今もご訪問頂く記事ご紹介しておきます(地図には出てきません) 全国で唯一のお茶ふくさ専門店・・北村徳斎帛紗店 生涯一陶工を貫いた土と炎の人・・河井寛次郎の世界 京都唯一の和傘屋さん・・・京和傘・日吉屋 京都の銘木・・・北山杉・北山丸太 * * * お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[京の見どころ] カテゴリの最新記事
|
|