フカヒレスープが2300円

2006/12/25(月)01:02

ディープな街やね

麺(254)

月光仮面 千日前店  大阪市中央区千日前1-9-9黒門屋ラーメン  大阪市中央区日本橋1-21-28大阪出張2泊目。今回は全然、麺を食ってないので、ラーメン店を探す。宿のごく近所で、それなりに評判の店がネットで引っかかったので行ってみることにする。まず1軒目は「月光仮面」。分かりづらいところにあるらしい。で、向かったが、確かに分かりづらい。ケンタッキーフライドチキンの東側に幅1メートルぐらいの細~い路地があるのだが、そこを入っていくのだよ。ディープな街・ミナミらしいディープな立地。入ると左側に看板が出ているので、この路地にさえ入ればすぐ分かるのだが。入店。カウンター6席ぐらいの小さな店。土曜午後9時で先客なし。カウンター内には調理担当の兄さんが一人。支那そば(600円)を注文。出来上がるまで店外を眺めていたら、おや、のれんに「千日前店」と書いてある。ほかにも店があるのか? 本当なら店の人に聞きたいところだが、兄さんがいかにも話しかけづらそうな雰囲気。黙って外を眺め続ける。店の向かいは、立ち食いすし屋のようだ。そっちも行ってみたいねえ。なんて思っていたら出来上がり。ほう、ネットの評判どおり、優しそうなラーメンやねえ。あ、支那そばか。菊菜が入っているのが珍しい。卵は、温泉卵の出来損ないっぽい。白身が固くなりすぎて結局、殻にひっついたまま出てこなかったようだし、黄身まで固いぞ。ま、細かいことはよしとして、どれどれ、とスープからすする。おお、吸い物のようだ。麺は、まあ無難ですな。このスープにあまり自己主張のある麺は不要だからね。ところでこれって、なんだか記憶にある味だなあ。なんだっけなと思ったら、ああ、にゅう麺だ。飲んだ後でもイイというネットの評判にも納得。意外に腹にたまったので、時間を置いて2軒目へ。ビックカメラの南側の道を黒門市場方面へ東進すると、左手にラーメン屋を発見(日本橋1丁目18番5号)。看板を見てびっくり。「月光仮面」の文字があるではないか。ここにあったのか兄弟店。が、目的地は別なので、後ろ髪を引かれつつ通過。2軒目はここ黒門市場入り口の黒門屋ラーメン。屋台風の店なんだが食券制。トンコツ、深味噌、塩、しょうゆとある。トンコツが売りらしいが、九州から来てトンコツを食うのもなんだしなあ。「深」の文字に引かれて味噌ラーメン(630円)にしてみた。名前に違わぬ色の濃いスープ。ピリッとした適度な辛さと、炒めた玉ねぎがうまい。ふんふん、濃い感じだけど決してもたれないし、午前0時すぎでも客が途切れないわけがよく分かるぞ。最後までスープを飲み干したら、大豆が2、3粒、底に転がっていた。味噌の豆のようだ。豆の形が残っているとは、独特の味噌なのかな。もう一つの月光仮面という宿題も残ったし、次回もぜひ、なんばに宿泊ですな。

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