SDGs ペーパータオルがもったいない

SDGs ペーパータオルがもったいない 結婚してから二十数年買い物と料理は私がやってきた。近所の良く行くスーパーは４つあるのだが、同じ品物ならどこに行けば良いのかしっかりと頭に入っている。収入の少ない私にとって節約しなければやっていけないからだ。 このところ、コロナ禍と言うことでどのお店にも手指消毒用のボトルが置いてあるのだが、４店舗のうちの２店舗にはその隣にペーパータオルとそれを捨てるゴミ箱が置いてある。ごみ箱をのぞくと丸めて捨てられたペーパータオルがたくさん入っている。ちょっと近くで立ち止まり、それを人はどのように使うのかを見ていた。だいたい半数の人はペーパータオルを使わずに手指消毒するだけなのだが、使う人は手を消毒した後ペーパータオルに消毒液を吹きかけそれで買い物かごやカートの持つところを拭いている。中にはご丁寧にかごの内側を入念に拭いている人もいる。その人は手の他に消毒液を５～６回プッシュしていた。とてももったいない。 実際にはペーパータオルは必要ないのではないか。それに浸みこんで捨てられる消毒液ももったいないし、ペーパータオルももったいない。私は１プッシュで手に付けた消毒液で手と一緒に持つところを消毒するようにしている。これだけで十分だ。ましてやかごの内側まで消毒する事なんて、全く意味のない事だと思う。 ペーパータオルはリサイクル紙なのでよいではないかと思われる方もいるかもしれないが、物をリサイクルするためにもエネルギーが必要だ。だからリサイクル品だって使わないで済むのなら使わない方がSDGsにかなっている。 自分自身当たり前のようにやっている事、自分の周りで当たり前に行われている事、そんな事を注意深く観察して「これはおかしいな」っと、気がついたら積極的に止めるようにしよう。 SDGsはまず自分の気づきが大切だと思う。 　　　　　　　　　　　　　令和3年　7月　27日　（火）