
『おかげさま』の言葉には
直接・間接を問わず
他の命(心・身・肉)を殺さざるして
自身を保つことの出来ぬ
深い悲しみを
宿している
*
*愚螺牛*
『おかげさまで ありがとう』
詩・曲 北條不可思
2003
人は何故にこんなはずじゃなかったと
この世を怨んだりするのだろう
人は何故にこんなはずじゃなかったと
この身を歎いたりするのだろう
今は過去 今は未来 儚き無常の空の下で
それでもいつか聞いた願いを
心の頼りに 「今」 歩いている
今は過去 今は未来悲しき無常の空の下で
それでもいつか聞いた声を
心の頼りに 「今」 歩いている
おかげさまで ありがとう
「今」生かされているじゃないか
おかげさまで ありがとう
「今」 おかげさまで ありがとう
人は何故に死にゆくこの悲しい身を
見つめることができるのだろう
人は何故に生まれしこの身を
見限ることができるのだろう
今は過去 今は未来 悲しき無常の空の下で
それでもいつか映した月影を
心の頼りに 「今」 歩いている
おかげさまで ありがとう
「今」生かされているじゃないか
おかげさまで ありがとう
「今」 おかげさまで ありがとう
おかげさまでありがとう /Copyright (C)GURAGYU/2004
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