美崎栄一郎さんの新刊
『「結果を出す人」の仕事のすすめ方』(アスコム)を読みました!
美崎さんは、花王株式会社でアタック、ニュービーズなどの
大ヒット商品の開発を手掛けていらっしゃるサラリーマンですが、
会社以外でも、自ら勉強会を開催し、
社外で1000人以上のネットワークを築かれている方です!
私の周りの人も、ことあるごとに
「美崎さん」「美崎さん」と言っていたので
いつかお会いしたいな~と思っておりましたら
和田裕美さんのわくわく伝染ツアーでお会いしました!
その時には『「結果を出す人」はノートに何を書いているか』が
大ベストセラーになられている超有名人でしたが、
その後、なんと美崎さんの方から、
拙著『恋の天使を味方につける70の法則』を読みましたと
いうメールを直々に頂きました!
読んでくださいと言ったわけでも、献本したわけでもないのに
1度名刺交換しただけで、本を読んでくださって
わざわざメールをくださるなんて、本当にびっくりしました!
でも、この『「結果を出す人」の仕事のすすめ方』を読んで納得!
美崎さんは著者の方や出版社の方と知り合ったら
極力、本を読んでから会いに行くよう心掛けているそうです!
そして、お仕事や勉強会もお忙しいのに、本を読む時間を
どうやって捻出されているのか…そんな疑問も
この本を読んで、すべて解決しました。
とにかく、この本はすごいです!
なんといっても、美崎さんの本から学んだスーパー仕事術が
まとめられているし、選んだ200冊の参考になった部分を
引用しながら、いかに仕事を進めていくかということが
懇切丁寧に描かれているのです。
それだけではありません!
その200冊が、自分が子供の頃から読んで
参考にしてきた200冊ではないのです。
美崎さんは、読書経験から学んだ
仕事のすすめ方の本を書かれようとした時に、
ただ、単に自分の好きな本を羅列しても
面白くない、せっかくだから、本好きの人から
どの本に影響を受けてきたか、推薦してもらおうと
ブログやツイッターで呼びかけ、
多くの人の推薦本を200冊集められたのです!
「情熱大陸」に出られて話題の横田尚哉さんや
著者の鹿田尚樹さんや浅野ヨシオさんなどのオススメの本や、
ダイヤモンド社やサンマーク出版などの編集者さん、
書店員さん、書評ブロガーさん、
そして、ツイッター愛好者のオススメ本など
推薦している方も興味深い方ばかりです。
そんな推薦された200冊の本を短期間で全部読んで
その本から学んだエッセンスを紹介しながら、
仕事のすすめ方というテーマで1冊の本を書かれました。
だから、この本には、美崎さんの文章の下に
200冊の本の表紙とそれぞれの紹介まで書かれているのです。
本好きの人にはたまらない本ですね!!
そして、仕事がうまくいっている人、
いつもイキイキと働いている人はどんな本を参考にしているかもわかり、
仕事のすすめ方だけでなく、本選びにまで役立つ本です。
私もこの本の中から、読みたい本をたくさん見つけました。
そして、この本を読んで感じたのは
「美崎さんは一日にしてならず」ってことです。
美崎さんといえば、ハンサムで仕事ができて、
著作も次々に大ヒットで、幸せな家庭もあって、
多くの人に信頼されていて…と人間として
すべてのものをいいとこどりしてる人!ってイメージでしたが、
この本を読んで、今、美崎さんが手にされているものは
美崎さんの不断の努力と、楽しく働こうとする
試行錯誤を繰り返された「知恵と工夫のたまもの」なんだと
思い知らされました。
でも、そんなに暑苦しく、ガンガンと仕事のことを語られているわけではなく、
淡々と目の前のことをコツコツ良い方向へ持っていこうとされている姿を
この本から、学ぶことができます。
また、読んでいるうちに、静かな情熱が湧いてくる本です。
美崎さんが今のように、人からうらやましがられる状態になるためには、
こんなにいろいろプラスアルファのことをされているのだな~とか、
本からこんなふうに学んでらっしゃるんだ!という
気づきを与えてくれますし、目から鱗の記述がたくさんありました。
ちなみに、先日、私が書いた「うらやましがられる努力」という
詩はこの本を読んだ後、美崎さんをモデルにして書いたものです(^^ゞ
http://plaza.rakuten.co.jp/fuko510/diary/2xxx-xxx-xxxxx/
本当に努力をしてきた人は
努力を努力と呼ぶことすら忘れているだろう
それが習慣となってあたりまえとなっているからこそ
なんてことないことをやっているふうに見えるのだろうから
そしてその余裕を人はうらやましがるのだろうから
美崎さんを見ていると、この詩のように感じるのです。
さて、そんな努力を習慣に変え、余裕を輝きにまで高めておられる
美崎さんは、本をアクションプランとおっしゃっています。
・本を「読む」のではなく、本を「使う」のです。
・本を読めば、先人の経験を自分にインストールできます。
ここで注意しなけれなならないのは、読んだだけでは
ダメだということ。実行して初めてインストールした
意味が出てくるということです。
こういうふうな考えで、目標達成、効率アップ、問題解決、
人間関係、アイデア出し、時間管理のためのアクション、
そして「すぐやる」ためのアクションの8章にまとめられています。
つまり、本を鑑賞するものではなく使うもの、
読んで満足して終わりではなく、読んだ後、自分の血肉にして
その本をもとに、人生をより良くしていくもの
そういうふうに捉えられているのです。
私もかなりの本好きですが、本を読む行為自体が大好きで
他の人がおいしい料理を食べたり、テーマパークに行って感じるであろう快感を
本を読むという行為によって日々感じています。
これは一見、良いことのように見えますが、
読むという行為にひたってそれだけで満足し、
本を行動に変える作業を怠っていたように思います。
だから、美崎さんの本を読んで、これからの本の読み方も
もっとアグレッシブなものになりそうです。
あと、私がとても参考になったところは
013 本は仕事に応じた読み方をする
014 残り5%に手を抜かない
018 何のためにあるのかという切り口でパーツを見直す
036 同時進行でプロジェクトをこなす
048 選択肢が現れたら楽しい方を選ぶ
054 必ず解決すると信じてやり続ける
057 相手を変えない 自分が変わる
062 時間についての予算を考える
121 自分の時間も投資資産と考える
124 立ち直るためのプランを練っておく
126 モチベーションが上がるテーマ曲を用意する
他にもまだまだありますが、特にこの部分が印象に残りました。
124の「立ち直るためのプランを練っておく」は、
拙著にも「日頃から失恋保険をかけておく」という項目に
失恋してつらい時が訪れた時のために、慰めてくれる友人を
確保していたり、気分転換に旅行に行けるようにしておこうと
書いています。
できることなら失恋はしたくないけど、失恋したら
ヨーロッパに行こう!なんて決めておいた場合、
恋愛中もどうせ失恋してもヨーロッパに行けるんだし…
なんて考えていたら、余裕が出てきて逆にふられにくくなるんですよね(笑)
まあ、ヨーロッパ旅行みたいにお金を使わなくても
普段から自分はどうやったら、立ち直ることができるのかを
知っておくということは大切だと思います。
うまくいっている時にこそ、自分は何で癒されるのかを
知って用意しておくと、心折れにくくなりますよ!
それから126 私は昔はSMAPの「オリジナル・スマイル」でしたが
今はもっぱら嵐を朝、聴いています。
朝から明るい曲を聴いていると、1日が元気になるんですよね。
他にもつらい時はこの曲を聴こう!なんていう自分励ましソングを
普段からたくさん用意しています。
そして、この本を買ってから、読みたくなった本がいっぱい!
私が気になった本は『もう、不満は言わない』『仕事は楽しいかね?』
『欠点を直さずに幸せに生きる方法』『脳を休める』『週末起業』などです!
これから、ドシドシ読みたいと思います!他にも読みたい本がいっぱい!!
そーしーて、なんと、この200冊の美崎さんオススメ本の中に
拙著『恋の天使を味方につける70の法則』もsugiyuzuさんの
推薦で入れて頂きました!
美崎さん、sugiyuzuさん、この場を借りてお礼申し上げます!
数々の名著の中に交えてくださり、こんな歴史的な素晴らしい本の
1ページに参加できたことをほんとに光栄に思います!
123(157ページ)に載っているので、
是非、皆様も探してみてくださいね!
そして、ほんとに素晴らしい本ですので、
本好きの方、仕事を楽しくしたい方、毎日を充実させたい方、
そして、幸せな人生を送りたい方…すべての人に読んで頂きたい本です!
この本を読んで、毎日を輝かせてくださいね(^O^)/
それでは、楽しく結果を出す
いいことパラダイスな毎日にしていきましょう!!

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