風子の575 あるがままに
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全29件 (29件中 1-29件目)
1
行く末を案ずるうちに二月尽 風子 混沌とした世界情勢はどうなるのだろ?なんだか危うい日本のこれからは?孫達の時代は?それよりも 近頃なんとも調子のよくないこの身の明日は? To be ,or not to be:まさかこの鴨たちは呟いてもいないだろうがオマケの2月末のきょう一にち考えてみるとしよう ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.29
コメント(18)
春入り日入り江のなごり朱く染め 風子 まもなく第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)がここ志摩市賢島で開催される賢島はリアス式海岸で名高い三重南東部の英虞湾の一つの島大小60の島のうち人の住む島は賢島を含め二つだけいま便乗しての観光PRと警備体制強化で騒がしい人々の思惑と困惑をよそに見て長閑な入り江の島陰に 沈む夕陽が眩しい ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.28
コメント(12)
北の海恋しかないかはるうれい 風子 前後したが、こちら鳥羽水族館で人気者のセイウチ三重県沖で捕獲されたこともあるらしいが、ほんらいは北極海域に棲むというお笑い藝を披露したあと、幼稚園児らにさわって貰っていた海の巨獣体重900キロ厚い脂肪につつまれた巨体の肉食獣二本の歯は1m以上にまでのびるのだとか ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.27
コメント(8)
磯の香が老いの身包むあおさ採り 風子 三重県のあおさは全国の出荷量の70%を占める主な産地は志摩地方で 養殖が盛んである秋に海に杭を立て網を張って種付けをし春に摘み取る乾燥させて商品にする磯の香りがとてもよい ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.26
コメント(10)
あるがままただようくらげのどかなり 風子 昔の職場の友人たちと 今度サミットが開かれる伊勢志摩へ行き鳥羽水族館でショーを見たりしてきた頭を空っぽにするにはよい機会で水母に語りかけてひとときを過ごしてきた なにも考えないで生きているくらげって 羨ましいいきものだ ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.24
コメント(16)
白梅のひとはな独り見ていたり 風子 一花の白梅を独りみていると、恥じらうかのごとくに見えるそんな楚々としたところが風情があっていい ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.23
コメント(6)
白梅や蕊の生気の充ち満ちて 風子 梅の魅力はいじらしいほどの丹精な美と馥郁たる香りにあるようだ健気にも凜とした花蕊に元気をもらう ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.22
八十路きてしゅうじゃくしごく夜半の春 風子 執着は祝着の誤字ではなく執着です_(._.)_執着にはプラスマイナス両面があるモチベーションの要素になると見ればプラス度を過ぎたこだわりとみればマイナス 本来は仏教語であらゆる苦厄の根源を執着とみるから大いなるマイナス要素であるだから執着を解き放ちなさい さすれば救われると説く得心はするのだけれども容易にできぬのが人の子の人の子たる所以だな 比較的良い写真が撮れたな とにんまりしています ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.21
コメント(14)
ようやくの眠り妨ぐ猫の恋 風子 うらやまし思いきるとき猫の恋 越人 なるほど とは思うが 猫の恋の思い切りのよさなどに そんな‥感心している余裕など 我が輩にはないのである明日の朝は早いのに、寝付けない頓着なしの耳障りな猫の狂態に眠りを妨げられ困惑している ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ ブログ人気ランキングに参加しています ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.20
コメント(15)
菜の花と問えば昔の伊勢路かな 風子 戦後間もない小学校5年くらいの頃のこと、もう70年も昔のことだから記憶は定かではないが、文藝春秋の文化講演会があるというので、電車の幾駅か先の松坂まで出かけたことがあるお城近くの小学校の古い講堂が会場で 薄暗かったのを覚えている 久保田万太郎、吉井勇、今日出海など当時錚々たる5名の文士らがくるというのでワクワクしながら、独りで 初めての街へ出かけたのだから、ある意味でおませな少年だったのかも知れぬ 講演会といっても 今でいうトークショーだったような気がするなにも覚えてないのに ひとつだけ強く印象に残っている話がある「夜行列車が伊勢路に入ると 窓辺がぱっと明るくなって目が覚める」「左右の車窓いっぱい菜の花の黄色で眩しくて‥ああ伊勢路に入ったな‥」と いう言葉だった 当時東京から伊勢に直行するには、夜行の鳥羽行き急行があった伊勢路に入るのは夜明け直後だったのだろう旅の乗客を目覚めさせるほどの窓外の明るさ今は随分様代わりをしてしまったが当時の伊勢路は一面が菜の花畑であったことは 私もよく覚えている ↓ ホームページ 「ぎゃらりい・硯池庵」もお訪ね下さい http://mon.shifuu.net/ ブログ人気ランキングに参加しています ぽちっと押してもらえると ウレシイです_(._.)_ にほんブログ村
2016.02.19
コメント(22)
猫柳競ふて天を招きおり 風子 今朝は快晴、放射冷却現象で冷え込んだそういえば昨夜は空がよく澄んで 珍しく多くの星が綺麗だったブラックホールの探査が始まるなどワクワクするようなニュースもあった ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.18
膝突いておもむろに採るふきのとふ 風子 かさね解き淡き緑のふきのとふ 風子 一度に蕗の薹が姿を現した暗赤紫色の襲をぬぎ萌葱色の花茎をみせた踏みつけないようおもむろに膝をついて採る指先にいつまでも香りが残る ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです
2016.02.17
コメント(11)
番い鳥つかずはなれず春渚 風子 風の凪いだ朝の渚にむつまじい番い鳥がいた春はもう そこまで来ているようだ ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.16
コメント(13)
衰えのかけらも見せず春の山 風子 10年も前に絵にも描いたほどに鮮烈な印象にある切り通しにむき出しの巨木の樹根いままだ意気軒昂で これを見ると春山の息吹とともに 生命のしたたかさに樹根の檄を見る思いがする ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.15
百箇日法会(ほうえ)を前に春嵐 風子 みほとけの供花いたぶる春一番 風子 あの日も大荒れだったあのこはなにも言わずに荒波の中へ消えた早いもので もうすぐ百箇日を迎える悲しみが いくらか薄らいだいまもこんな荒れる日には 元気だった頃の笑顔が浮かび再び胸が痛む ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.14
コメント(17)
ふるさとを遙かに偲び春の星 風子 梢まで小枝のさきに星の生る木をみつけたまるで降りかかった星がとどまったように星たちは故郷の空を偲び囁き合って居るようだった ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.13
めぃいっぱい幸せ色の福寿草 風子 福寿草が希望の色の花を咲かせているが 明日から気温は上がるが雨だという 福寿草は幸福と長寿をあらわす正月(旧暦)を祝う花花言葉は縁起のいい幸わせを招く、永久の幸福、そして反対の哀しき想い出ウレシイ花言葉と違って哀しき想い出というのがあるのは福寿草の学名であるギリシャ神話のイノシシに殺された美少年アドニスに由来する 日本の福寿草の花は乳飲み子を抱く母のようにやさしい画像のような黄色であるがギリシャなどでは伝説の薄倖の少年アドニスが流した血の色に因んで紅色だとかでも此処は日本 希望の色黄色の花でよかった ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.12
ひたひたと呻く声する建国の日 風子 近くの賢明寺裏手におわす地蔵菩薩には 人知れずお参りするひとがいるようだ誰かが着物やニット帽、前垂れをこまめに変えておられる 梵語でお地蔵さまのことを、大地の母胎といい、慈悲と意訳するらしい。慈悲はカルーナといい、呻きが原義だそうだ。 お地蔵さまはお釈迦様がなくなられたあと、56億7000万年ののちに救済仏弥勒菩薩が現れる迄の間 その慈悲で人々を救済してくださるという。呻きが慈悲の原義であるというのは他者の呻き苦しむのをわがこととして身代わりになり救う「代受苦」を実践することだからという。 何でも叶えて下さる、助けて下さるというのでお地蔵さまほど庶民に親しまれて居る仏様はない お地蔵様は菩薩で修行中の身なのだから仏様とは言わないのだそうだがそんなことはどうでもよろしい 今日は建国記念日、正確には建国の日祝日法には「建国をしのび、国を愛する心を養う」とある建国といっても、国ができた時期など定かでないから天皇を中心の国家作りをした明治政府が神話を元に定めた紀元節が今の建国の日今年は紀元2676年だそうだ 私は5歳だったから定かな記憶はないが紀元2600年の奉祝行事は盛大だったそしてまもなくあの忌まわしい戦争へと突入して行っただから8月15日同様2月11日は私には重苦しい日である <閑話休題> 今の日本は表向き平和(平和ボケも含めて)で安定しているかに見えるでも、鬱が増え、独居老人が増え、薬物使用者が増え、自殺者も増加している非正規雇用の拡大でワーキングプアも増えて居る犯罪も増加し、社会不安も高まっている でも、国は大企業優先の経済政策重視で弱者への配慮はない逆に人権、民主主義の危機的状況に向かう兆しは顕著だ社会的不安とともにこれからの日本の不安が募る今日このごろである 幾多の弱者の呻きを共にし手をさしのべて来られたであろうお地蔵様おしよせ 群がる呻き声を如何にあそばしますや ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.11
耕人の姿は見えずにほ(藁塚)かしぐ 風子 前年の秋に積まれたにほ(藁塚)が崩れそうに傾いている田掻きの人の姿もいまだ見えぬ早春と言うには早い田圃道に立つと 冷たい風が頬をなでていく ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.10
たもとぐそほどののぞみや春時雨 風子 いささか汚い表現で恐縮だが袂糞(たもとぐそ)というのは着物のたもとの隅にたまるゴミのことである子供の頃チョットした傷にはこれをなすりちちんぷいぷいよろしく やられたことを思い出すよくも黴菌が入らなかったものだと思うがそれでよしとしていた時代もあったのだ いま、基本的人権や民主主義が失われようとしている日本の有りようがとても心配ですが、国会も、司法も、報道機関も無力なのが気になっています。そんな日本に国連が注目し、調査に入るということです。国際社会の力を借りなければならないなんて、情けない話だと思いますが、これもありか、と思いました。こちらNGO共同宣言をご紹介します。↓ こちらをどうぞ! http://www.amnesty.or.jp/news/2016/0204_5841.html ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.09
春浅し天挿すマストみじろがず 風子 此処は津ヨットハーバー冬の間は陸上にこうして約300艇のヨットたちが眠る(ほかに艇庫に約100艇、ラック式保管が約100艇)佇立するマスト群は壮観それぞれが夢と物語を秘めて津の海に春風が吹くのをじっと待つ 上は シンンボルタワーのモニュメント下は モニュメントの鏡面に映るヨット群 ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.08
亡き母の背なの丸さや春寒し 風子 在りし日の父も母も次第におぼろになりつつあるがこんな日には ふと背をかがめて仕事をしている後ろ姿を思い浮かべたりはする 残照の寒空を掃くように伸びる大きな梢のシルエッットが美しい ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.07
寒明くも心閉ざしてきのふけふ 風子 暦の上では春とはいえ、水温むには未だ早いそのころには閉ざされた心が少しはゆるむだろうか毎年の節分明けには そんなことをここのところずっと考えている ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.06
人生の日暮れのごとき冬牡丹 風子 冬牡丹は 春の花を温度調節して 人工的に開花を遅らせ冬に咲かせているのだ鑑賞する分には艶やかな花が楽しめてよろしいがなんだか延命治療をして生かされている老人のようで侘びしくもあるな ↓ ご訪問ありがとう_(._.)_ぽちっと押してもらえると ウレシイです にほんブログ村
2016.02.04
コメント(4)
立春やひぃらぎいわしのあきれがお 風子 節分には豆まきと共に、柊鰯といって焼いた鰯の頭と柊の小枝を戸口に挿す魔よけの風習があるやいかがし(焼嗅)とかやっかしともいう地方もあるらしい柊の葉の棘や焼き鰯の匂いを鬼が嫌うからという 鰯の頭も信心からというのはこの風習が語源だとか 一夜かぎりのこの魔よけ 近頃のように厚顔無恥な鬼が多くては効き目の程は分からない ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイ_(._.)_ にほんブログ村
今生の名残りとなるや恵方巻き 風子 ばかばかしいと言えば ばかばかしい風習だが今年は南南東向いてかぶりつくのだときけばやれ商魂だの こんなに喰えるかと言いこれ今生のの想い出になるかなと 減らず口叩きつつ じじばばふたり 新海苔の香を味わっている至福のひととき ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイ_(._.)_ にほんブログ村
2016.02.03
かぶりものとればしらがに冬茜 風子 節分の追儺(鬼遣らい)行事鬼役も獅子奮迅の働き、ついにはシンボルの角も折れる始末近頃は役のなり手がなくて冠りものをとれば初老の紳士鬼もつらいし しんどいようである ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイ_(._.)_ にほんブログ村
コメント(7)
しゃっちょこ立ち鴨一日の始めかな 風子 お行儀が悪い なんていってられないね生きていくためには喰わなきゃなんないからね朝の池では一斉にしゃっちょこだちで採餌する様子がみられるその後はお昼寝の時間です ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイ_(._.)_ にほんブログ村
2016.02.02
コメント(5)
墜ちてなおまなこを放つ冬椿 風子 武士は 椿を忌み嫌ったという分からないこともないたしかに 藪のなかでこれ見ろとばかりに音をたてて墜ち相手を射すように 眼を放つ花をみているとただよう妖気に 背筋が伸びるような戦慄を覚えたりする ↓ ぽちっと押してもらえると ウレシイ_(._.)_ にほんブログ村
2016.02.01
コメント(2)