彼岸花 fu
てんこうのみねへいざなうまんじゅしゃげ 風子日本の棚田百選にも選ばれている松阪在深野の棚田550枚に余る田圃は石墨によって山の上の方へと伸びているかつて北畠氏ののろし台の武士達の兵糧を得るために開拓されたという石墨はまるで強固な城塞のようで石の芸術ともいえる峰の方まで伸びる道端や畦道には彼岸花がびっしりまるで天国への道案内のように刈田を彩っている天耕の峯に達して峯を越す 誓子天耕の峰は誓子のパクリのようでで少し心苦しい?初回UPの中七「導く」とあったのを「誘う」と変えてみましたあしばやにかけゆくつきひひがんばな 風子今年は咲くのが遅いな?と気になってはいたが案ずることはなかった律儀者の彼岸花はちゃんと仏縁でか お彼岸には咲くそれにしても 年々月日の経つことの早さには驚くぼだいじにしずかにさけるひがんばな 風子じょうねんをあらわにみせてひがんばな 風子