2020年03月の記事一覧 | 風子の575　あるがままに

三月尽　fu

さんがつにあばよといえばばかがあく　　風子新型コロナで明けて暮れた三月も終わり2020年も四分の一が過ぎ明日からは四月今日はいつもの内科の診察日で医者に行ったら体調不良で診てもらいに来ている何人かが車の中で待機させられていたなんか暗い憂鬱な日々がまだまだ続くなあ開き出した桃の花に癒やされる

2020.03.31

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花の雨　fu

ひをおうてあしたがみえずはなのあめ　　風子いたずらに神経質になってもどうしようもないとはいうもののこの時期能天気も結構居て自己責任では済まないのに腹立たしいほどだそんな新型コロナで憂鬱な日がつづく長期戦だとか言って戦争に例えられるけど本当の戦争全く知らずになにをいうのや？先の戦争が国民のみんな敗戦の瞬間まで良くも悪くも絶対に勝つと信じて耐えていたのと違い確かな情報もなく万事が後手後手でにわかに危機感だけ煽られ先の全く見えない今とは一緒にはならんのとちゃうかしっかりしてほしいわと言いたいナかと言ってぶつぶつ言ってても自分でできることやるよりしようがない外に出ないと心身ともに弱ってくるということで～この歳ではパプリカダンスなんか真似できないがせいぜいくねくね体操やガニガニ体操くらいはやらないと、と思って雨もよく降ることだし早速わっちらもやってまっせとても自撮りしてお見せするわけにはいかんけど…

2020.03.30

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花の街　fu

「花の街」昨日の投稿「自粛」は駄句の上に不用意にもコメントを記さなかったため句意が伝わらなかったことを反省しここに補足し理解を得たいと思います上5の花の街については季語の桜花はもちろんですが戦後まもなく生まれた名曲「花の街」をイメージし今の状況に重ねたものです「花の街」は唱歌としておなじみですがこの詩のテーマについて作詞の江間章子さんは戦後間もない焼け跡にたち荒廃し途方に暮れていた国民が夢と希望を持って生きることを願って作られたと語られています今コロナ騒ぎで多くの国民が途方に暮れていてもあの戦争による惨劇のあとの失意とは比較にはなりませんがみんなが協力しあい希望を持って苦難を乗り越えようという意味でこの歌のテーマが浮かび今の状況に重ねてこの句を詠みましたそんなことで駄句のことはさておき芹洋子さんの歌に耳を傾け「花の街」のテーマをかみしめて頂けたらありがたいと思います

2020.03.29

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自　粛　fu

はなのまちいきひそめきくあめのおと　　風子

2020.03.28

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美　学　fu

ちりぎわのいさぎよささえおちつばき　　風子新型コロナ騒ぎのさなかに悠長な～と思われるかもしれないが…潔さというのはなんぼええかっこしいといわれようが男の美学なんやなあそれが失われつつあるのはかなしいし情けないなあ今日はまた冷たい雨あすは東の方では雪らしい

2020.03.27

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ミニスカ女王　fu

ツイッギイきおくもあらたつくづくし　　風子堤でつくし摘みのおばちゃんたちと話をしていて突然想いだした60年代なかばそれまでの美人の概念を覆して彗星の如く現れ一世を風靡した超痩せぎすのモデルであり女優である大きなお目々のツイッギイ16歳の華奢な体型の少女についたあだ名がツイッギイ（小枝）ビートルズの来日の翌年来日して若い女性の熱狂的な歓迎を受けたミニスカートの女王として若い女性の羨望の的となりおみ足の太いのも短いのもミニ、ミニで膝上ミニスカートが日本中を席捲するほどの大流行になった細いお目々を丸くして見ていた50年も前のはなしなんだけど…痩せたつくしが思い出させてくれたわれも歳とったもんだなとつぶやいてた春の昼下がり

2020.03.26

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ホトケノザ　fu

ほとけとはむえんのえんやひがんあく　　風子

2020.03.25

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かざぐるま　fu

みはるかすわかさにむかいかざぐるま　　風子ふるさとの西に望む青山高原ここの山頂笠取山は若狭湾から琵琶湖を経て伊勢湾に抜ける風の通り道91基の風車が唸りをたててぐるぐる回る全国最大規模の発電施設がある季語のかざぐるまは子供の玩具こちらの風車はセラちゃんお手慰みのかざぐるまではないがまあ良いことにしていただこう今日当地にも強風が吹いた風車にとって吹く風も強ければ強いほどいいというものでもないらしい

2020.03.24

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春野にでる　fu

ひとごみにでるのはさけてよもぎつむ　　風子家のなかに籠もって居ては鬱になる野にでればコロナさわぎも五輪の行方も聞こえないうっかりすると堤から転がりそうにもなるが精神衛生上は野遊びが一番よろしい日が暮れるまでともに遊んだ連中の殆どがなくなったが野にでればあの頃にかえれる懐旧の野辺にひとり遊ぶのもいい

2020.03.23

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桜　餅　fu

おやじらをしのばんとさくらもちかう　　風子

2020.03.23

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山茱萸の花　fu

さんしゅゆのきいろにげんきもらうあさ　　風子コロナウイルス騒ぎで鬱陶しい上に目まぐるしく変わる気象に日々心身がついて行き難い山茱萸の王冠のような黄色い花に励まされては入るのだが…

2020.03.19

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穏やか　fu

みほとけのおだやかなえみかぜひかる　　風子

2020.03.14

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明るい気持ち　fu

しょうねんばとうげもみえずはるのあめ　　風子今日は鬱陶しい雨だ今週が峠だ今が正念場だみんなで乗り切ろうと　連日聞かされているが新型コロナ騒動は一向に収まりそうもない今の状況は敗戦間近でも勝つと思わせられて苦しさに耐えていたあの時代を思わせる日本は感染者数が少ないというけれど簡単に検査も受けられず風邪くらいなら家で寝てなさいといわれるのだから感染者数は増えないわよねと巷では主婦の間でも噂になっていると聞いたあとでフツーの肺炎による高齢者の死者数が激増してたなんてことになるんじゃないだろね…？株の下落や円高にもお偉い人は鷹揚に市場が過剰に神経質になっているなどとおっしゃるんだから国民もお上のいうことを信じて明るい気持ちで過ごそうよといいたいのだけど今の政治見てて先の戦争体験者のぼくなんかどうしてもお上の言うことを俄には信じられず疑心暗鬼になるのだナ昨日の記事に仁さんからコメント戴いて「アッパーを誰に食らわそ落椿」という句が添えられてて同憂の友もいるんだと思ったが…今日もまたネガティブな投稿になってまったやっぱり誰かさんたちが言うように明るい気持ちが大事だね

2020.03.10

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春の夢　fu

アッパーかまししたりがおはるのゆめ　　風子ならぬことだがあの野郎思い切り一発かましてやりたいとときには思うことがあるそうしたある日小気味よいパンチに気をよくしたのはいいが目覚めてやはり春の夢だったかとにがい余韻をかみしめたりするかみさんがなにげに置いた上着の皺がふと眼に止まり猛烈なアッパー食らった顔に見えたわいないことでひとり面白がっていたせいで夢に見たのかもしれない今日の曲　↓https://youtu.be/aVH_2X3q6x

2020.03.08

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沈丁花　fu

かねのねがひびいてよるのじんちょうげ　　風子遠く近く鉦を連打する音が聞こえる夜どこかに不幸があったのか人が恋しいのか夜の沈丁花はよく薫る

2020.03.06

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春愁　fu

ひめごとのひとつもなくてはるうれひ　　風子人間長いことやっていていちども嘘をついたことはないといえば嘘になるけれども人倫に悖るような行為やそれに伴う嘘などついたことはない恥を知るということを叩き込まれたからだと思う今の世はどうも恥を知らぬ輩が多い誤解のないにようにいえば恥を知れとは自分の信念を曲げてでも世間体を考えよというようなせこい意味ではない人として恥ずかしくはないか自覚することなんだけど…なんだか政治家の違法行為やスキャンダルうんざりするほどの重なる嘘など厚顔無恥がまかりとおるのを見ているとこちらが恥ずかしくなるなあ春愁：春の季語なんだけど…この憂いは四季を問わなくなってるようで

2020.03.05

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紫の匂い　　fu

むらさきのにおいもかたくはるのふき　　風子今日は冷たい雨昨日庭で蕗の薹が少し獲れた毎年かみさんが近所の庭に芽がでると戴いて来て蕗味噌にしては配り歩いているが体調が優れないのでそれはないさて固い芽ガまだ開ききってないから天ぷらにでもして今夜のあてにでもするか固い芽を包む紫色がなんともいえないところで紫の匂いとは着物の襲や鎧の縅の色目のことだが濃い紫色から薄い色への色合いつまりグラデーションを匂いと表現するなんて日本語って素敵だなと思う

2020.03.04

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