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風子の575 あるがままに

風子の575 あるがままに

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2018.09.24
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カテゴリ:文人趣味
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秘密基地友垣偲ぶけふの月  風子                    
めいげつやよぎるおもいのひえびえと  風子              
おけらなくふけゆくよるのひみつきち  風子              

今宵の月は中秋の名月
雲が多い夜になったが
それでも合間から澄んだ顔を見せてくれた

木々の間から指す月光に照らされた名刹の御堂
堂下は子供の頃恰好な遊び場だった
一角にむしろなどを持ち込んで設えた秘密基地
土に巣食う螻蛄(おけら)もともだち
先立って逝った友もいる

螻蛄の鳴き声に誘われて堂下を覗いてみる
いくらガキとは言え どうやって入り込んだのだろう?
不思議に思えるが 懐かしさだけは蘇る
澄んだ十五夜の月が雲間を駈ける
冷え冷えとした夜
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最終更新日  2018.09.24 22:12:21
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