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風子の575 あるがままに

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2019.01.05
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カテゴリ:文人趣味


はつすずりおんしかたみのたんけいで  風子            
           
初硯恩師偲べば墨薫る

端渓硯は自分も古端渓を持ってはいるが、
初硯は形見分けに戴いた硯で墨をおろす
心地よい香りが部屋に漂う

なんでもないことでも
机上の硯でさっと墨を磨り
筆を手にして
傍らのチラシなどの裏に
さらさらと喋りながら書いて伝える
そんな師匠の仕草に驚いたものだった

一般には日常筆墨に触れることのない時代ではあるが

何をかくでもなくても
一日に一度は筆を持てとは
師匠の口癖だったことを
いまもって励行出来ないけれど
筆墨に親しむものの戒めとして忘れない

墨を磨るたびに
水墨画をやってきてよかったとも思うし
日本人であることを誇らしく思う
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最終更新日  2019.01.05 17:15:59
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