テーマ:写真俳句ブログ(36508)
カテゴリ:文人趣味
はつすずりおんしかたみのたんけいで 風子 初硯恩師偲べば墨薫る 端渓硯は自分も古端渓を持ってはいるが、 初硯は形見分けに戴いた硯で墨をおろす 心地よい香りが部屋に漂う なんでもないことでも 机上の硯でさっと墨を磨り 筆を手にして 傍らのチラシなどの裏に さらさらと喋りながら書いて伝える そんな師匠の仕草に驚いたものだった 一般には日常筆墨に触れることのない時代ではあるが 何をかくでもなくても 一日に一度は筆を持てとは 師匠の口癖だったことを いまもって励行出来ないけれど 筆墨に親しむものの戒めとして忘れない 墨を磨るたびに 水墨画をやってきてよかったとも思うし 日本人であることを誇らしく思う ご訪問ありがとう _(._.)_ ブログランキングに参加しています ↓ ぽちっと クリックして 応援して下さい
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