テーマ:闘病日記(4004)
カテゴリ:肝移植の記録
毎度のことなのだが、人が多く集まる場所では疎外感を感じることがある。
同年代や年上の人たちは一人前にキャリアを積んでいる。 私は…ナイ みんながキャリアを積んでいる間、私は病院にいた。 私にとって、闘病生活は勲章でも、 みんなにとっては「かわいそう」なことでしかない。 みんなの集まる場所では、病気の話は「タブー」。 みんながキャリアについて自慢げに語る場所で、 私の病気のキャリアは話せない。 話すと場がシラケるし、話したってわかってもらえない。 だから何も話すことがない。 私のこの数年間はいったい…? 自分では自分は頑張ったと思ってる。 それをわかってくれる人もいる。 傷つきたくないからみんなの集まる場を避けるようになってしまった。 「これからだ」 ってわかってはいるんだけど、ね 「病気の話はタブーじゃないんだよ もっと聞いて、もっと私のことや移植のこと、知って欲しいんだよ~」 昔からの友達、 私の病気のこと調べてくれて、 私に色々聞いてくれて、 心から心配してくれてありがとう * * * (前回からの続き) 個室では、看護師さんが毎回薬を一式持って来てくれることになっていた。 しかし、食事前は看護師さんも何かと忙しいらしく、 なかなか薬を持って来てくれなかった。 私としては、ただでさえ食事を見るのが嫌で、 食事の時間がかなりのストレスになっていたので、 自分の思い通りにならないことにとてもイライラした。 術後間もないころは、かいがいしくお世話してくれて、 こまめに個室に来てくれた看護師さん達も、 この頃には私ばかりに構っているわけにもいかないのか、 だんだん来る回数が減っていた。 なのでちっとも看護師さんが来てくれない時は、 何度もナースコールを押して 「早く薬持って来てください」 と催促した。 また、持って来てくれた看護師さんに 「食事後だとお腹が苦しくて飲めないから先に薬を飲みたいんです」 と説明しても、うまく引き継ぎが行われていないのか、 次の日にはまた持って来るのが遅くなったりして またイライラするはめになった。 「早く薬持って来てよ!」 とかんしゃくを起こすこともあった。 ただでさえ食事の時間は苦痛だったので、 イライラはつのる一方だった。 ※このブログは私の過去の体験を綴ったものです。 ↑ ↑ 命について考えていただけたら・・・ クリックは一人につき一日一回有効だそうです。 どうぞよろしくお願いします! ※詳しくはコチラで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
こんにちは。
なんだか分かる気がします。 って街中で昔の同級生が働く姿とか見ると、 「ナンなんだろう」と思ってしまいます。まだ。 過ぎた時間は戻らないし、 人生の苦労って履歴書には書けない。 もどかしい部分はありますよね。 (2008年05月02日 08時10分01秒)
移植成功でめでたしめでたしではないんですよね。
その後もいろんな戦いがあって…。 でも…、ブランクがあっても ホントにまだまだこれからだと思いますよ! (2008年05月04日 00時36分38秒)
junseokさん
やっぱりそういうのって時間かかりますよね(>_<) 人と比べてもしょうがない、ってわかってても どうしても目に入ってきちゃうとね…。 もし履歴書に書けたとしても、それをよい方向に捉えてくれるかというとそうじゃないし…。 その点、こういうブログとかでは 励まして認めてくれる人がいるってわかるのでとても心強いです^^* (2008年05月04日 01時04分13秒)
蒼空0205さん
そうなんですよね…。 手術は一大イベントで闘病のピークなので目立つけど、 ほんとはその後のじわじわとした部分が一番大変だったりするんです(>_<) もう少したてば「たいしたことじゃなかったな」って思えるかもしれないけど、 まだまだ周りが元気で生き生きしてるうちは やっぱ比べて落ち込んじゃったりするんですよね(:_;) でも蒼空0205さんのその言葉を信じて頑張ります☆ (2008年05月04日 01時08分26秒)
こんばんは。久しぶりに遊びに来ました。
私も同じことで悩みます。比べてもしかたないって頭で分かっていても気持ちがついていかなくて落ち込むことが最近多いです。 (2008年05月10日 21時02分38秒)
ふうこさんがここに
ありのままかいてくれることで 私たちのような全く移植した人とのかかわりを今まで持たなかった人間にも 伝わるんだよ…。 伝えること。 大事だね。 (2008年05月20日 23時15分01秒)
edacchiさん
なかなか伝わらないこと、わかってもらうのってうれしいですね^^* たとえわからなかったとしても、わかろうとしてくれるだけで気持ちがだいぶ救われます☆ edacchiさん、ありがとうございます。 (2008年05月23日 21時09分45秒) |
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