大丈夫かな?
そんなふうに起き上がる練習をしていた時、コーディネーターの岡田さんがやってきた。「あれ?起き上がる練習してんの?」「そうなんだけど、一回起き上がるだけで時間かかっちゃって・・」ゆっくりしか起き上がれないことに私自身苛立ちを感じていた。「結構大丈夫かもよ?起きてみたら?」岡田さんはそう言うと、お母さんに代わってベッドのハンドルをぐるぐる回し出した。(岡田さんが言うなら大丈夫かもしれない・・)いつもよく部屋に様子を見にきてくれて、患者家族と病院との橋渡し役でもある岡田さんを私は信頼していた。 ↑ ↑私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。もし自分や家族が脳死になった時、あなたはどうしたいですか?多くの人に臓器移植についての正しい知識を持ってほしいと思います。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします!