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カテゴリ:お酒ぐびぐび
小林杢三郎商店〔1885(明治十八年)~2006.5.31〕
栃木県宇都宮市。北関東最大の都市にある蔵元。 大谷石採掘跡の地下50mの洞窟の中で酒を保管することでも知られ、純米中心の高品質なラインナップは地元を中心に根強いファンを持っている。 その、ファンの惜しむ声に見送られながら5月末日、百二十年余の歴史に幕を降ろす。 廃業の主な理由は後継者問題。 すでに蔵のある場所にはマンションが建つことが決まっており、小林杢三郎商店の『大英勇(だいえいゆう)』『七井(ななついど)』は現在市場にある分のみとなる事が確定的となった。 そして。 大英勇 純米吟醸山田錦 二年熟成 蔵元:小林杢三郎商店(栃木県宇都宮市) 杜氏:小林一仁 ALC:15.8% 日本酒度:+0.1 酸度:1.7 原料米:山田錦 精米歩合:40% 価格:3000円 大谷石の洞窟で、二年間静かに眠っていたお酒‥‥‥ですか。 柔らかな香り、熟成感。中口とは言え、力強いコク。 舌の奥を通り過ぎるときにふんわり感じる含み香と甘み。 飲み進む毎にうまみを感じる、歩合40%は純米大吟醸として出してもいいすばらしいコストパフォーマンスのお酒です。 もうすぐ、これ。幻の酒になってしまうんですね。 旨酒です。 ちなみに楽天ではもう、売っていません。あるのは↓だけ。 残り、12本。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 31, 2006 12:05:10 AM
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