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カテゴリ:いぬとふこの日常
わしは、多分オバケ信じてます。
小さいころはめちゃくちゃ怖くてトイレもおフロ行けない。 お風呂の中の鏡が怖い。わしの後ろに何か居るんじゃねーの? 今もごくまれにそんなことになって、いつか膀胱炎になるかもしれんなぁ。なんて思ってたりします。 そんな怖がりのわしが、なんでこんな話かというと…。 何故か今年水木しげる先生にハマってしまったからだった。 水木先生ご本人は著書やテレビで見る限りとても面白い方なのだ。 子供のころ幽霊の世界を知りたいから弟を川(?)に入れて殺そうとしたとか、学校の行事でみんなが静まり返ってる中でおならをするとか。 水木サンの幸福論という本の中には、人間の幸せを観察する会…幸福観察学会だったかな。というのがあって、会員は水木先生一名だ。 その中に幸福の条件みたいな事が書いてあるんだが、そのひとつ 「なまけなさい」 えええ??? いやいや、たしか若いころは苦労するようにとも添えてあるんだけど。 とにかく破天荒。昔の常識でも水木先生(御年80後半だろうか)の法則は当てはまらなかったろうけど、今も当てはまらないんじゃないだろうか。 そんな水木先生も戦争に借り出され左腕を失ってしまう。 戦争体験話のキツイ中にも水木先生独自の飄々としたところがあってそこがまた魅力。 そんなこんなのエピソード、下手すると鬼太郎より面白いご本人。 わしは結構水木先生の本を最近読んでいたのだが、そうしたらNHKで先生を見て本当に面白くて大ファンに。 ナイスタイミングで今日の「美の壺」はどうも妖怪画みたいだし。 わしは、オバケと暗いところは大嫌いなんだーー。 平安時代は好きだけど陰陽師も避けてきたからわからんし。 (その割には歌川国芳とか川鍋暁斎とか好き←江戸時代の絵描きさん) 「美の壺」にて九十九神(付喪神←つくもがみ)がやっていたので、調べてみたり…。 これが神道とかに結びつくわ、言葉だけ知っていた針供養の意味がわかったり。 いやもう、一つのことを紐解くと、枝葉に分かれて調べきれなくなって、大変だけど楽しいです。 そして付喪神、古い物には魂が宿る。 ものを大切にっていうのはこういう古来の思想からきているみたいなのね。 最近物を乱雑に扱っていたから気をつけよう~と思ってみたり。 江戸時代の長屋はなんもないから家財道具は子供の代も大切に使っていたっていうし…。 物を大切にしないと罰が当たるって、そういうことなのかもね。 妖怪克服、なるか! 無理だな、きっと。 遊園地のオバケ屋敷は平気なのになーー。 でも、好奇心から神道とか民俗学の本をうわべだけ読んだりするのでせう(苦笑 ↑民俗学の本はかなりおもしろい。 「しばわんこの和の心」のノリです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 22, 2008 11:04:49 PM
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