やみくもに<まえのめり>の野田総理は、<つんのめる>であろう
やみくもに<まえのめり>の野田総理は、<つんのめる>であろう 2012.01.18 国会議員の歳費(給与)削減 ・1年前に国会議員の歳費(給与)3割削減を言い出したのは公明党の山口代表です。・半年の期限が切れる時に、野田氏は総理に就任していた。その時には何も発言せず、やる気もなかった。今になってにわかに言い始めるのは、増税を通すための<泥縄論法>。衆議院の定数削減・小選挙区制度は「死票」の山。小選挙区で当選する圧倒的多数は民主・自民の議員だけ。この欠点を補完し、比例区を設けた。比例区定数だけを削減(小選挙区の定数是正は自民党案を丸のみ)というのは、民主政治破壊の暴論。国民の意見は○か×かだけじゃなく△や□、☆など多様である。公明党、みんな、たちあがれなどへ、死の最後通牒をつきつけるもの。・民主党幹事長は、比例区定数削減に冷ややか。党内の合意形成努力も行わないまま野党に協議を呼びかけるのは、順番が逆じゃないですか。・そもそも、立法府(国会)のことを行政府の人間が(総理や副総理)だけが声高に叫ぶことは、お門違いではないか。あまりにも謙虚さに欠ける。埼玉県議会の改革について知事が言及する際には、慎み深く発言している。・そもそも民主党政権が誕生してからバラマキ政策によって赤字公債は飛躍的に膨らんだ。国家公務員の給与引き下げに昨年秋は努力しなかった・野党の引き下げ案をつぶしたのは野田総理。労組に譲歩することと引き換えに引き下げを考えていたから、野党案をつぶした。同じ人間が、平気な顔して引き下げを叫ぶのは?「一体」「改革」って言葉は、事実に反する・「一体改革」ではなく、<増税一直線>。民主党が掲げてきた「最低保障年金を設けます」「後期高齢者医療制度は廃止します」などの社会保障改革は、棚上げにしたまま。・具体案を示したのは「消費税増税」だけ。なのに、マスコミはどうして「一体改革」という野田総理の用いる<増税まやかし用語>をそのまま使うのか。・公明党は、3年前の衆院選のマニフェストで「年金受給資格期間を25年から10年へ短縮」「低所得の人の基礎年金の引き上げ」などの改革案を提示している。民主党政権は、公明党のプランを無視し続け、増税を具体化してから野党に協議を呼びかけ始めた。不誠実である。・130名の民主党国会議員は増税反対に署名。まず、民主党内をまとめるべきである。それすら行わず、野党に協議を呼びかけるのは、筋違い。野田総理は解散もちらつかせ始めたが、法案を出す前に解散して民意を問うのが筋ではないか。・消費税増税もTPPも国会では一言も語らず、外国でまずしゃべってから国民の語るのが野田総理。国会軽視、国民無視じゃないの。「適材適所」→「ベストの布陣」とは笑わせる一川、山岡両氏を「適材適所である」と答弁し続けたのが野田総理。にもかかわらず、通常国会の前に切り捨てた。今度は新閣僚について「ベストの布陣」。早速、防衛大臣が防衛音痴ぶりをNHKで披歴した。野田総理は、日本語を壊し、英語も壊しつつある。民主党政権になってから総理は3人目だが、大臣はもっとめまぐるしく代わっている。一体どうなってんの?民主党議員は、そもそも勉強しない何度も書いた(23.12.13など)が、年末に民主党がすべての国会議員を対象として行った税と社会保障の一体改革についての会議には、40-60人くらいの国会議員しか来なかったことがNHKテレビなどで報道された。かれらには「まともに議論、勉強しよう」という情熱がない。小沢氏には呆れるばかり・今年になって初めて地元・岩手の被災地へ行ったのが小沢氏。・平成22年分の政治資金収支報告書(総務省所管の中央分)によると、「小沢一郎が幹事長だった1月から5月にかけて、使途を明らかにする法的義務がない『組織対策費』として計8億9700万円を党本部から幹部4人に支出していた」。佐藤泰介財務委員長には8億6700万円!小沢一郎の妻は小沢一郎の政治団体から年間約5500万円の家賃を受け取っている 1, 《陸山会、政経研究会、誠山会は、和子から建物を賃貸し、平成12年以降は毎月344万円の賃料を支払っている》=年間4000万円を超えます。23年末までで約4億8000万円!2, 《和子夫人は被告人(小沢氏)の私邸近くの2棟も所有し、それを旧秘書寮として前述の政経研究会と誠山会に賃貸しており、平成7年以降、それぞれ毎月69万5000円(合計139万円)の賃料も受け取っている》=年間1500万円以上。23年末までで約1億5500万円!五百旗頭議長のうれしい言葉 2011.11.27 朝から朝霞市議選の第一声などで忙しく、さきほど帰宅し、毎日新聞(23.11.27)を広げると、うれしい言葉を見つけた。「幸いなことは(中略)公明党のように被災者への思い入れの深い野党が存在したこと」と、東日本復興構想会議の五百旗頭真(いおきべ・まこと)議長が書いていたのだ。各党幹事長としては一番早く車で約14時間かけて宮城入りした井上幹事長をはじめ、各党の代表としていち早く被災地を歩いた山口代表、現地の公明党地方議員の思いとその発露としての行動を、「見ている人は見ている」と思え、うれしくなった。今、公明党は「女性の視点」を防災対策に生かそうとしている。公明党らしさは、こんなところにあります。