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埼玉医大が埼玉県になかったら(埼玉県には、ほかに医学部はない)。 総合医療センターの外来(1日約2000人)・入院患者(約950床)の半数以上は川越市民である。 総合医療センターの堤晴彦先生は、救急医療一筋に歩んできた方だ。 一方、総合医療センターを開設なさった故丸木清美先生は、仮にベッドが満床であっても、大災害時などの時に負傷者を野戦病院のように受け入れ緊急のベッドを並べられるよう廊下を思いっきり広くなさった。 ひるがえって埼玉県立がんセンターは、新型コロナ患者を1人も受け入れていない。がん専門病院だからという理屈だ。命を救う医療機関ではなく、がん患者だけを治療する病院だ。救急指定病院でもない。 数日前に、廃止された旧さいたま市立病院を改修して新型コロナ患者専門病院にするかどうかで県知事とさいたま市長との間でやりとりがあったと報道された。半年前から一歩も前進していない話だ。 新型コロナ患者を治療するには巨額の赤字を背負う。診療報酬が3倍に引き上げられたが、4人用、2人用の病室に1人の感染患者を受け入れれば、3つ1つのベッドからは医業収益は1円も生まれない。 新たな病床確保のため、改修工事が完了し、受入準備中の病棟を拝見させて頂き、貴重なご意見を伺いました。 現場の最前線の声を、県政へつなげてまいります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.24 00:21:03
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