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2020.08.24
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埼玉医大が埼玉県になかったら(埼玉県には、ほかに医学部はない)。
埼玉医大総合医療センターが川越市になかったら。
そう想像すると、ぞっとする。
二次医療、三次医療は機能するか。川越市、埼玉県西部地域の救急医療、重症・重傷患者の治療は危殆に瀕する。新型コロナ患者の治療にあたる川越市内の医療機関も総合医療センターだけだ。

総合医療センターの外来(1日約2000人)・入院患者(約950床)の半数以上は川越市民である。
そんな大規模な病院は、医師を養成する大学病院にしか運営できないだろう。
川越市は市民病院をもたないで済んでいる。
ひとえに埼玉医大総合医療センターのおかげだ。市民病院があれば毎年、毎年どれほど莫大な予算を投入しなければならないことか。
そう想像すると、総合医療センターには感謝の二文字しかないはずだ。
川越市長や当局者は感謝を形に変える措置を講じてきたか。「以前から総合医療センターはあるから」と甘えて、「せめてこのくらいの病院への支援を」と考え行動に移したか。疑問である。

総合医療センターの堤晴彦先生は、救急医療一筋に歩んできた方だ。
だから、目の前の新型コロナという新たな感染症に立ち向かっていらっしゃる。命を救うという医師の魂の塊のような先生だ。

一方、総合医療センターを開設なさった故丸木清美先生は、仮にベッドが満床であっても、大災害時などの時に負傷者を野戦病院のように受け入れ緊急のベッドを並べられるよう廊下を思いっきり広くなさった。
今、目の前にいる患者を放置しない。この精神が埼玉医大には脈打っているから、毛呂山町に本部のある埼玉医大病院に加えて川越市の総合医療センターでも感染病の治療にもあたる。

ひるがえって埼玉県立がんセンターは、新型コロナ患者を1人も受け入れていない。がん専門病院だからという理屈だ。命を救う医療機関ではなく、がん患者だけを治療する病院だ。救急指定病院でもない。

数日前に、廃止された旧さいたま市立病院を改修して新型コロナ患者専門病院にするかどうかで県知事とさいたま市長との間でやりとりがあったと報道された。半年前から一歩も前進していない話だ。

新型コロナ患者を治療するには巨額の赤字を背負う。診療報酬が3倍に引き上げられたが、4人用、2人用の病室に1人の感染患者を受け入れれば、3つ1つのベッドからは医業収益は1円も生まれない。
それでも新型コロナの治療にあたる埼玉医大の爪の垢でも煎じて飲むべきだろう。

以下、21日の深谷けんじ県議の投稿です。写真も。
本日、埼玉医科大学総合医療センターへ。これまでも何度となく意見交換をさせて頂いております。

新たな病床確保のため、改修工事が完了し、受入準備中の病棟を拝見させて頂き、貴重なご意見を伺いました。
まさに総力戦ともいうべき状況を目のあたりにし、医療機関へのさらなる支援に力を尽くしていく決意をいたしました。

現場の最前線の声を、県政へつなげてまいります。










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最終更新日  2020.08.24 00:21:03
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