昼食時にワイドショーを見た。自民党の総裁選について、おしなべて党員による投票を行えというインタビュー、コメントを並べていた。
自民党若手国会議員が、1週間あれば党員による投票が可能だと話したことも紹介していた。
インタビューに回答した人の中に自民党員らしき人はいなかった。人の家の中のことに首を突っ込んでいるという印象を禁じ得なかった。
「1週間で可能」と話す自民党若手国会議員は、党員投票を行う場合に、自分の支部の党員さんに総裁選の候補者について周知できるのか。全国遊説をやらずマスコミ報道だけを見て投票しろというのか。官房長官が全国遊説すれば、それ自体が政治空白だ。
軽々しい発言に嫌気がさした。
だいたい若手国会議員といえば、さしたる日常的な苦労もせずに安倍人気だけで当選した人が多い(身近にいる自民党国会議員を見ての感想)。要望書を提出に行く映像を見ていて、そう感じた。
一方、国の防災訓練で挨拶する安倍総理の映像を見て、一日も早く、すんなりと重責から解放させてあげるべきだと思った。話し方も以前の安倍総理と違った。
とても体調がすぐれないように映ったからだ。
若手国会議員は、そんな安倍総理の心中を察する気もないのだろう。残念至極である。