反省しない野田
NHKニュースで、野田が対中関係について安倍総裁を批判している映像を見た。今日の日中冷戦を招いたのは野田総理の尖閣国有化である。(引き金を引いたのは、石原の尖閣を東京都で購入する発言だった)。その野田が、反省なく、安倍総裁を批判する資格はない。TPPを争点に総選挙に挑む方針が伝えられた数日後に、それをひっこめたのも野田である。「決断」が「ずるっと動いてしまう」そして「反省しない」のが野田という人間である。自動車の対中輸出の落ち込みは深刻である。そのことを、対中関係の政治論議と関連して取り上げないNHKも残念だった。対中輸出の深刻な事態を招いた野田、石原をどうして追及しないのか、尖閣の購入、国有化に踏み切ったことが今日の対中輸出の落ち込みを招いた責任をどう感じているのかを、NHKや民放は、野田や石原に聞くべきだ。腫れぼったい顔がテレビに登場しなくなる日まで、3週間を切った。