四つ葉のふくろう

2005/03/02(水)00:26

大統領の理髪師 ソン・ガンホ…ファンになった

映画でしあわせ(14)

1,000円の映画デー。『大統領の理髪師』を見に渋谷へGo。  韓国ドラマにはまりまくっている母親に誘われ、「おごってあげるよん」という言葉につられ行ったのです(結局映画デー関係なし。今度なんかおごります……)  韓国かあ…。韓流ブームなど“ブーム”的なものが苦手なんですが、これはちょっと違いそうだし(イケメン1人も出ないし)、地味ながらおもしろそう…というのが第一印象。  で、感想は「かなりよい!」   わたしが「かなりいい!」っていうの、ずいぶんと少ないのですが、これはよかったですねえ。過剰な演出もないし「ここで泣け!」的な要素もない。淡々と進むのですが、かといって飽きる類のだらだら感もない。じんわり残る感じで、その感覚がとても気に入ったのです。 ***ちょっとあらすじ***  時は、1960年代の韓国。大統領官邸のある町で理髪店を営むソン・ハンモ(ソン・ガンホ)は、ある日、大統領の理髪師となり、誠実に務めを果たしていきます。しかし北朝鮮武装ゲリラ侵入事件後、状況が一変。彼らが下痢をしていたことから、下痢の疑いのある国民は「マルクス病」とされ、スパイ容疑をかけられどんどん逮捕されていきます。たまたま下痢になってしまった主人公の長男・ナガン(イ・ジェウン)も下痢を訴え…。  と、こんな感じで進んでいきます。要所にユーモアを織り交ぜ、時にブラックユーモアも交えながら進む感じがなかなかいいんですよね。ストーリーもうまくできてて本当に丁寧につくられてました。  イ・ジェウンという子役もいい味出してましたが、なにより最高なのがソン・ガンホ。こんな名優いたんだ! と韓国映画をほとんど観ないわたしにはかなりかなり新鮮!!!!!!!!むちゃくちゃ味のあるいい演技。久しぶりにこんなステキな俳優さん見ました。ソン・ガンホをまだ知らない人は、彼を見るだけでも価値あり!です。ちょっと太めで、愛嬌たっぷりの顔。あったか~い雰囲気のにじみ出ているおじさんでした☆   今日のふくろう メキシコから☆トナラ焼きふくろう(小)1,575円。メキシコのトラナという町は手工芸品で有名。その名の通り、トラナ焼きのふくろうです★SHOPへGO!★PetitPetit

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