テーマ:今日の出来事(287383)
カテゴリ:カテゴリ未分類
今朝8時51分、次女が3248グラムの女児を出産した。私にとっては、続けて生まれた二人目の孫だ。早朝、陣痛が5分置きになったので、助産院に向かう旨の連絡があってから、三時間ほどの超安産であったが、娘とその夫にとっては目の回るような「激動の安産」であったとの由、それも充分うなづける。メスも医療器具もまったく使わない自然分娩。それを選んだ娘の意気も盛んで、準備も積み上げてきていたが、父親としては些か不安な気持ちがあった。しかし、つるつるの肌をした本当に赤く輝く赤ちゃんを見て安心した。助産院は普通の民家のようで、生まれたばかりの赤ちゃんは、最初から親とずっと一緒に寝ているのだった。
職場から、東京にあるその助産院へは高速道路を使って車で向かった。地平線から二十度ほどの低い空に、バター色に輝く巨大な満月が高層ビルの間に顔を出していた。満月になったので生まれるだろう、と娘が言っていたことを思い出した。自然の精緻な営み、それにしっかり歩調を合わせようとしている姿勢には何か確かなものがある。 昼間、長女も娘を連れて訪れたとのこと。二ヶ月目の赤ちゃんは驚くほど大きくなっていたと妻が言う。二人の娘は、出産という大役を果たし、又一つ逞しく成長したという気がしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月17日 20時48分12秒
コメント(0) | コメントを書く |
|