テーマ:心のままに独り言(8520)
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今、三浦半島は紅葉まっ盛りだ。すべての野山が、黄・赤・茶・緑の系統の色々な色相と濃淡でもって埋まっている。それらが重なりあって塗りつぶされている景色に、芸術家の心を感じてみたりする。未だ散り始めておらず、いっぱいに抱えられた色づいた葉に日の光りが当たり、その色を競わせるように映えさせているのが良い。
都会に住んでいた学生の頃は、秋から冬にかけての季節の変わり目は、吹く風の感触によって主に感知していた。キャンパスに並ぶイチョウの鮮やかな黄色と、そのはらはらと散っていく様子には心を動かされてはいたものの。 しかし今、通勤中の車中からずっと眺められる、辺りいったいが色づいた風景は、日本の晩秋そのものだ。イチョウの黄色、ススキの銀色、カエデの赤色を含め、様々な植物が、定められた楽譜に従うように散る間際の存在をあらわにしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月04日 17時43分22秒
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