カテゴリ:政治
政治家の三百代言を今やまともに信じる国民は少ない。集団的自衛権行使容認で「歯止めをかけた」とか「現状を変えるものではない」とかの説明がなされているが、これまで「9条があるので行使は出来ない」と歴代政府がしてきた憲法解釈を「行使できる」と変えたそのことが政治の大転換なのだ。オバマ政権からさして強い要求もないこの時にアメリカを助ける戦争に備える体制を整えようとしている安倍首相は、元々この集団的自衛権行使を認め日本を戦争のできる国にしたくて仕方が無かった人間なのだ。その安倍が自分のやりたかったことをやったということである。それを平和を唱える仏教の党が権力亡者となってサポートしたということである。
このままでは日本国民の運命が大きく変わってしまうかもしれない。その可能性は大だ。 閣議決定された1日の午後から夕方にかけて私は官邸前の抗議行動に参加していた。マスコミは香港の反中デモの報道はしても阿倍の暴挙を糾弾する数万の人々については国民に知らせない。国民は何事も無かったかのようにこの政治的大転換をやり過ごしていく。しかしこの瞬間、反対の声をあげ続けたことは少なくとも私自身にとっては意義があった。戦争に反対する仏の心を捨て去ることのなかった証だからである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月02日 08時00分46秒
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