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常住不断 福井孝典ホームページ

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2016年02月25日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 汐入の産業交流プラザで催された「稲門研修会」で、『北京・飛鳥・ニューギニア その歴史と場所』と題する話しをした。1時間の講演ということで、そんなことは初めてだったので、準備をして臨んだ。固くて深刻な内容の話しであったが、皆さん至極真面目に熱心に聴いてくださり、その後の質疑応答も内容の深い、突っ込んだものばかりで、有益な時間を過ごすことができた。ついでに、ということで私の書いた本を持ちこんで隅で売らせて貰ったが、すっかり完売した。良い日だった。






最終更新日  2016年02月25日 10時59分47秒
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2015年12月07日
カテゴリ:映画・TV・演劇
 神奈川県民ホールの開館40周年記念行事として公演された。
 実におもしろかった。素早く展開される舞台の完成度が高く、映画を観ているようだった。黛敏郎の音楽も良い。曲調が物語とぴったり合っていて、スキが無かった。特に、何度も出てくる「お経コーラス」が私にとっては興味深かった。私の作品『北京メモリー』で、李娜が「南無阿弥陀仏」の題目を清らかに繰り返すだけの歌を紹介したが、ここで表出されるお経はあくまでも低く陰鬱で、威嚇的でさえある。
 台本を書いたクラウス・H・ヘンネベルグの三島由起夫解釈はドイツ的解釈というか、日本人の感覚とは少し違うようで、実存主義そのものという風でもある。しかしソフィスティケートされた根深いコンプレックスとそれを爆発的に揚棄せんとする暴力性、これは三島そのものかもしれないという気もした。






最終更新日  2015年12月07日 10時42分38秒
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2015年12月03日
カテゴリ:政治
 何と言っても今年の9月19日、安保法案が国会で「可決」され、今後日本が海外で戦争のできる国となったことが、戦争放棄し平和主義であったはずの「戦後日本」の大転換としてエポックメイキングをなす事件であった。
 この「可決」の様子はテレビにも映され「可決」されたとするにはほど遠いデタラメぶりが衆人の環視するところとなったが、安倍政権はそれを全く意に介せず、そればかりかその後も憲法53条にもとずき国会召集せよという野党の要求も無視し続けた。
 声のとどかぬ者・力の弱い者を馬鹿にし、そればかりかそういう者たちを餌食にして自分たちの利得を得ようとする。日本のいたるところで梅雨時のカビのように跋扈する詐欺師たちのメンタリティーだ。
 9月19日を頂点とする夏から秋にかけての国会をめぐる状況は、安倍政権と自民党のめざすものをはっきり示す場とはなったが、それは今年始まったことではない。政権発足時より秘密保護法制定、武器禁輸取り止め、集団的自衛権閣議決定……と確実に彼らの野望の実現を図ってきていた。
 しかし今年その動きに極めて大きな変化が加わった。
 それはこの安保法制に反対する大衆運動の爆発的な盛り上がりだ。国会周辺をはじめとして日本国中で連日何万という人々が安保法制に反対する声を上げ続けた。シールズという大量の若者集団も加わってこの運動を盛り上げた。8・30、車道をふくめてはじめて国会周辺のあらゆる場所を埋めつくした時、NHKは小さく野党党首たちが握手したという映像を流しただけだった。実際はテレビに映った場面の周辺には12万人の人間のうずがあったのだが、それを少しも流さない。
 日本のマスコミは金と権力を持つものたちの宣伝機関になっている。多くの国民がそれに気づいているかどうかはわからない。しかしあの時、国会周辺にいた者であれば誰もが実感したはずである。日本の民主主義は確実に根付いていたこと。自分たちが民主主義の担い手であり、戦争には絶対に反対し続けるということ。あまりにも当然な国民のこの声が正々堂々、国会議事堂をゆるがす勢いでわき上がっていたこと。
 さすがに、どんなに鈍感な政党であろうと国民のこの動きに反応せざるを得なかった。
 野党は安保法制に反対する態度をとることにし、共産党は綱領を一時凍結しても安保法廃棄に向けて野党協力するという方針を出した。これは日本共産党の歴史ではじめて行われた思想的大転換である。
 それを可能にしたのは国民が自分の頭で考え行動している真剣な大衆運動である。民主党の一部は「国民に共産党アレルギーがあるから」とか言って協力に難色を示しているようだが、せっかく政権を与えた時の民主党の無惨な裏切りから国民がどれほど民主党に絶望したか、その「アレルギー」の深さを自分たちはどれだけ自覚しているのか。
 その失敗を回復する千載一遇のチャンスを国民の運動によって与えられた。それを反故にし去った時、日本の将来は既にレールを敷かれつつある暗澹たる行く末を歩くしかなくなるだろう。
 2015年を語る時、国民主権と平和主義を叫ぶ大きな勢力が若者を含め確実に存在しているという事実、一人一人の日常となってその闘いが台頭してきたという事実を無視するわけにはいかない。年末にかけてこの年を振り返るマスコミの番組がいくつか組まれるはずだが、この事実を等閑に付するものはすべて疑い無くエセものである。  






最終更新日  2015年12月03日 17時50分00秒
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2015年10月24日
テーマ:お勧めの本(5103)
カテゴリ:読書
 「フルベッキ集合写真」というものがある。アメリカの宣教師フルベッキとその子、更には大室寅之祐なる謎の人物を囲んで総勢46人の幕末志士たちがずらりと揃って並んでいる写真である。その中には、坂本龍馬・西郷隆盛・大久保利通・高杉晋作・桂小五郎・伊藤博文・中岡慎太郎・岩倉具視・江藤新平・大隈重信らの顔もある。
 この一枚の写真をめぐって加治將一氏の調査と推理が展開されていく。
 英国諜報機関のアーネスト・サトウやマセソン商会長崎代理人のトーマス・グラバーと並んでフリーメイスンメンバーのフルベッキは倒幕白人御三家と言われている。薩長土肥が幕府を倒し明治新政府を樹立する経過で、彼らの暗躍する様子が明らかにされる。
 その中で古くからの天皇家の南北朝対立の存在や佐賀の乱の真相や吉田松陰の異例の持ち上げ等を引き合いに出しながら、明治天皇が成立していく過程の驚くべき推察が展開される。
 なかなかの読み物だ。






最終更新日  2015年10月24日 13時48分02秒
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2015年09月21日
カテゴリ:カテゴリ未分類
 草取りを終えて、正午頃家に入ると、長女から妻へ彼女の三人目の女児が生まれたというメールが入ったところだった。予定よりも一ヶ月早く、産休に入ったばかりだった。それで慌てて昼食をとり、妻と車で広尾の日赤医療センターへ向かった。陣痛から3時間の出産で、前回に比べて出血は少なく、比較的安産だったようだ。予定日よりも一ヶ月早いということで、2080グラムというかわいい五番目の孫だった。母子ともに元気で一安心。新生児集中治療室に入れられた孫は、手の平に入るくらいの赤い顔をしていて、静かにすやすやと眠っていた。これから彼女にどんな人生が開かれるのだろう。きっと娘三人で、いとこを混ぜれば娘五人で、色々助け合って生きていくことだろう。とても楽しみだ。






最終更新日  2015年09月21日 22時22分52秒
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2015年09月19日
カテゴリ:政治
憲法第九八条
 この憲法は、国の最高法規であって、その条項に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。 






最終更新日  2015年09月19日 09時09分48秒
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2015年09月15日
カテゴリ:政治
 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動9・14。
 集会の始まる前から国会周辺の歩道は人で埋めつくされた。歩道内に引かれた規制線は直ぐに意味を持たなくなったが、車道には警察装甲車がずらりと並び、歩道と車道の間に設置された鉄柵は全部ロープで頑丈につなげられている。
 集会が始まり野党党首たちの演説が行われたが、その合間に人々から「道路を開けろ!」の声がくり返し警察にぶつけられる。党首たちの演説が終わり、大江健三郎さんの演説が始まる頃には大江さんには悪いが、そこここで鉄柵をどけようとする人々と機動隊の間の攻防が激しくなる。全部つながっているものだから下から持ち上げ、警察隊とデモ隊との間の頭の上まで鉄柵が上がる。整然と集会をしているのだからそんなことは止めろ、と止めにかかる活動家風の男が出てくる。機動隊の隊長がやって来て、皆さん静かにいっせいに降ろしましょうねなぞと言うと、その言葉に従って頭上の鉄柵をみんな静かに降ろしたりもする。
 そうこうしているうちに道路のあちらこちらで鉄柵が押されてきて、とうとう群衆が機動隊を押し切る。8・30同様、国会正門前の車道は占拠された。埋めつくされた人々の間で警察官たちもデモの一員みたいな風景になって、そのうちすごすごと何処かへ立ち去って行った。
 デモに参加している人々は老若男女様々で、女性が半分以上いる。誰に指示されるでもなく、それぞれ自分の心からの声で「阿倍やめろ!」と叫んでいる。主催者発表で4万5千人だというが、それくらいはいるだろう。ライトアップされた国会の真下で、日本国民は立ち上がるべき時に立ち上がった。






最終更新日  2015年09月15日 07時46分50秒
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2015年09月05日
カテゴリ:政治
 言うまでもなく大量殺戮兵器である核兵器を搭載できる弾道ミサイル、アラブで悪名をとどろかせた無人攻撃飛行機、近代装備で身を固めた大型戦車、そしてロボットさながらに機械的行動をとり続ける重訓練の施された兵士たち…、それらの続々としかも一糸乱れぬ統制下で進む軍事パレード。その光景に感嘆の声を上げる者たちもいるかもしれない。人類の歴史の中でしばしば目撃されたハレの舞台だ。
 しかし世界中で繰り返されてきた戦争を体験する中で、人間は次第に気がつき始めている。為政者のどんな言葉とも裏腹に、なんの罪もない女子どもたちを殺戮する戦争の無惨な姿を。英雄なぞとは対極にある兵士たちの本当の姿を。戦争はすべてを破壊する。為政者たちがどんなに鼓舞しようと、その絶対的な悪行を今人類は認識しつつある。
 70年前に対ファシズム戦争に勝利した人々には拍手をおくりたい。しかし70年経った今でも当時と同じメンタリティで軍隊や兵器や戦争を肯定しているとしたら、それは不幸なことに違いない。戦争そのものがもたらす現実にまでその視野が届いていないムキがある。それはきっと大戦以降もずっと戦争を続けているアメリカ合衆国にも当てはまる現象なのだろう。
 この華々しい軍事パレードを遂行するために、道路の完全遮断はもちろん、地下鉄の操業中止、工場の一時閉鎖、商店の営業停止を命令し、戒厳令並みの警戒態勢をひいたという。そうまでして、ぴかぴかの軍事力を誇示したかったのだ。
 日本では「戦争法案」に反対して100万にも及ぶ民衆たちが抗議行動を展開している。戦争に負けた国民の、もう二度と戦争はいやだという定着した心の声からの行動である。ぴかぴかの軍隊を前にして如何にも心許ないと指摘する者もいるだろう。為政者たちは常に強大な軍事力を持ちたいと考えるかもしれない。
 しかし平和を愛する人民大衆は決して戦争を望まない。あの軍事パレードでぞろぞろと並べられたような兵器なぞ唾棄すべき恥ずかしいものなのである。
 為政者の偽情報に踊らされるかどうかの問題である。それは日本でも中国でも同じことだ。






最終更新日  2015年09月05日 15時51分28秒
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2015年08月31日
カテゴリ:政治
 8・30の朝、予報通りに本格的に降り出した雨を眺めて阿倍首相はほくそ笑んだかもしれない。こんな天気では大した人数が集まらないだろうと。いくら人数を集めようとマスコミは報道せず、国民の眼に届かないようにすることはできる。しかしそれも限度問題だ。あまり多く集まってしまうと、その策も決壊してしまう可能性がある。
 この日決起した全国で1000ヶ所100万にも及ぼうという人々はこの可能性を追求している。
 国会周辺を包囲した12万人の人々は国会正門前の厳重な規制を決壊させ、歩道と車道の区別をなくさせた。世界にまれに見る穏健な日本国民のデモ行動が、ガチガチの規制を専らとする警察のやる気を失わせた。世界的常識からすればあまりにも当然のことだろう。12万人の人々は本当に怒っていた。半数以上が女性だった。多くの若者たちが参加していた。彼らは皆いちように怒っていた。「戦争法案今すぐ廃案!」「安倍政権は今すぐ退陣!」「阿倍はやめろ!」この怒りは60年安保で当時の岸首相にぶつけられた怒りを彷彿とさせた。当時小学生だった自分でさえも、日本国中に響き渡ったこの声をはっきり覚えている。阿倍首相は尊敬する祖父のこの足跡はしっかり継いでいると感ぜざるを得なかった。これほど嫌われても、日本を戦争のできる国にしたいのだ。東条内閣から受け継いだDNAの強さは驚くべきものだ。
 反対に、平和を愛し憲法を守ろうとする人々の確かな存在を眼前の現実としてはっきり確認した。
 シールズのメンバーをはじめ演説をした人々は皆語っていた。この闘いは始まったばかりだと。戦争に反対する日本国民の闘いはこれからもずっと続くと。女性たちや若者たちがこれを宣言していることの意味は大きい。何よりも彼らこそが、この法案の招来する日本の当事者となるのだから。 






最終更新日  2015年08月31日 11時05分52秒
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2015年08月18日
カテゴリ:作品
 インターネットで知ったが15日付けの『日刊ゲンダイ』の『週末に読みたいこの1冊』欄に『北京メモリー』が載ったようだ。
 以下はその内容。

 週末に読みたいこの1冊
「北京メモリー」福井孝典著

 主人公は、産読新聞北京特派員の伊江和夫。5年前から中国に赴任していた伊江だったが、ついに公安から「国家安全危害罪」や「国家政権転覆扇動罪」に抵触する恐れがあると呼び出しを受けた。あくまで記者活動の一環としての取材であり、やましいところはないと言い張ったものの、このままエスカレートするとスパイ容疑で摘発するという警告に一瞬背筋に冷たいものが走る。

 というのも、在北京日本大使館1等書記官の長澤辰郎から情報収集の協力を求められ、金を受け取っていたからだ。

 アメリカ大使館員や美人女性コンパニオン、党中央の政治局員である江思湘(チャン・スシャン)などに会い、次第に諜報機関の闇に巻き込まれていくのだが……。

 紅道(共産党)と黒道(マフィア)が跋扈する中国で直面する命がけの情報戦を描いた社会派小説。沖縄在住の主人公の父・昭夫も登場させ、左派・右派双方の主張を盛り込んだ、まさに現代を描いた物語となっている。(作品社 1400円+税)








最終更新日  2015年08月18日 18時04分46秒
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