透析生活

イタリア旅行記６日目

朝５時から透析液の交換を行ない、荷物をまとめて７時にホテルをチェックアウト。
通常なら歩いて１０分くらいの所にあるヴィクトリアホテルまで
透析液の入った重いトランクを引きずりながら２０分かけて到着しました（＾＾；）

だって、トランクの車輪部分が石畳の溝に引っかかって、
なかなか前に進めないんですもの～（＞＜；）

８時発の「ＪＡＬユーロエキスプレス・バス」は１５分遅れで到着し、
約２０人の日本人乗客を乗せてフィレンツェへ向けて出発しました！

ガイドの方は日本に留学経験もあるという若い女性の方で、流暢な日本語を話されていました。

ローマから少し離れると、バスから見える景色も緑が増えて
のんびりとした穏やかなものにかわってきます。
私、普段田舎暮らしをしているせいか、こういう景色を見ると気持ちが落ち着くんです（＾-＾）
















お昼前にシエナに到着しました。
周りを見渡すと中世を思わせるような歴史ある建物ばかりが建っていますが、
ここの住民の皆さんは、未だにこれを住居として暮らしているんだそうです。



















　　坂がキツイです（￣▽￣∥）


　　歩くのは体力要りますよ！














イタリア守護聖人の１人、シエナ出身の「カタリナ」の像です。→

ちょうど翌日（４月２９日）が「聖カタリナの日」ということで、
世界各地から熱心な信者がシエナを訪れていました。


シエナは１７の小さな町に分かれていて、
自分の生まれた「町」は一生深く関わってくるそうなんです。


それぞれが象徴する生き物に因んだ旗があり、
「キリンの町」とか「イモムシの町」とか呼ばれています。

↓年に１回、町対抗の競馬が行なわれるカンポ広場。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２時の位置を除く１７の模様は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　町の旗のデザインです。　↓
















真っ白で美しい、豪華絢爛な大聖堂です。　→
大聖堂の中に、元々建設されていた部分と増築された部分で
黒と白の比率が違う柱がありました。　↓















お昼ごはんを食べてバスに戻り、サンジミニャーノへ向けて出発しました。
１時間弱で到着したのですが、バスを降りると陽ざしが強くてとにかく暑いんです（＞_＜；）

日陰もなく、冷たいお水もなく、体温調節が苦手な私はちょっと熱中症になりかけてしまいました。
そんな私を救ってくれた（？）のが、カプリで初めて食べて以来お気に入りの
レモン味のシャーベット状の飲み物です♪

中から体温を下げることができて、やっと景色を楽しむ余裕も出てきました（＾▽＾）

　　　
　　　　　　　　　　　　　シエナ同様、中世を思わせる建物が並び
　　　　　　　　　　　　　とても風情があります。

















１時間くらいしか滞在できなかったのですが、
最後のほうは爽やかな気持ちの良い風も吹く中
サンジミニャーノを後にしました☆　→

因みに、イタリアに来てから時々見かけた、
鳥の羽毛のようなタンポポの綿毛のような
白くてフワフワした浮遊物。
ここサンジミニャーノでは特に多かったんですけど
ガイドさんによると「ポプラ」の綿毛なんだそうです。

ポプラのアレルギーの人も多いらしいですよ～。


約１時間でフィレンツェへ到着しました。
ホテルへチェックインし、あらかじめ調べておいたスーパーでお水やお菓子を購入したのですが、
ここでは１Ｌのお水が０.７ユーロで買えました（＾▽＾）v

とっても得した気分です♪

この日は、お昼ごはんが多かったので夕食は食べず、
坂道をたくさん歩いた疲れもあって早々に休んでしまいました（ｖ　ｖ）Zzz

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