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透析生活

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2019.08.25
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カテゴリ:病気のこと
先週は予想通り、来院される患者さんたちが火曜日から急増し、職場病院は大混雑でしたダッシュ


月曜日には婦人科の定期検査があったので、

例のホルモン剤中止によるホットフラッシュ的な症状についてお話ししたのですが、

ドクターが 「どうしましょう?辛ければホルモン剤の使用を再開しますか?」 と仰るので、

「辛くないと言えば嘘になりますが、蕁麻疹の辛さに比べたら数倍マシです」 と答えたところ、

このまま様子見ということになりました(^_^;)


まぁ、、、そうなりますよね。


私が今、ホルモン剤を中止した影響 (副作用?) として経験している症状が、

一般的に更年期障害として出てくるものだとするならば、

私の場合は、周りの人よりも早く症状を経験することになっただけのことで、

いずれ将来経験することなのだと思えば、

あまり悩まずに過ごせるんじゃないかなぁと思うようにしていますグッド


さて、今日は何気なく某チャリティー番組テレビを見ていたのですが、

そこで、骨髄移植を受けた子の親御さんがドナーの方にお礼の手紙を書いて、

ドナーの方からお返事が来たという場面が出てきたんですよ。


その瞬間、いつもはオフにしていた私の心のスイッチがオンになってしまったようで、

突然苦しくなってきて、涙が出てきちゃったんですよね。


2年半前、献腎移植の連絡が来てお腹を切ったものの、

結果的に提供された腎臓に問題が見つかって移植できずにお腹を閉じた私は、

ドナーの方のご遺族にお礼を言う機会を失ったまま退院するしかなくて、、、。


家族の死という辛い状況下で、臓器提供という尊い決断をしてくださったご遺族の方には、

結果的に移植はできなかったものの、本当に心から感謝していたので、

そのことに対してはお礼の気持ちを伝えたいと思っていた私。


でも、移植コーディネーターの方は、移植すれば橋渡しをしてくれるようですが、

移植しなかった以上、そういうことはできない制度 (?) になっているようで、

私の気持ちは “宙ぶらりん” な状態のまま、今でも後悔だけが残っているんですよ。


普段は、そういう気持ちを心の隅のほうにしまって生きているんですけど、

今回のように、何かのきっかけでスイッチが入ってしまうと、

暫くメンタルが不安定な状態になってしまう自分がいます。


移植コーディネーターの方は、オペ室に向かう前には、

費用の自己負担のことも含め、いろいろと説明をしに病室に来てくださいましたが、

オペ室から帰って来てから退院までの間、1度も顔を出してくれませんでした。


そういうお仕事なんですから、仕方がないことだと頭ではわかっているんですが、、、。


オペ室で全身麻酔をかけられる寸前まで、

「移植して透析離脱したら、あれもしたい、これもしたい」 と期待していたので、

麻酔から覚めて事実を聞かされた時には、ショックや悲しみは勿論ありました。


でも私の場合、移植ができなかったことに対するショックよりも、

せっかく提供していただいた臓器を活かすことができなかったという事実のほうが、

(私のせいではないのですが) 申し訳なくて苦しくて辛かったんですよ。


でも、腎臓内科や精神科のドクターも含めて、

病院スタッフの方はほぼ全員、私が移植できなくて悲しんでいるのだと思っていらして、

ご遺族の方に何のお礼も言えないことに対する苦しい気持ちは、

説明してもなかなか理解していただけなかったんですよね、、、。


まぁ、「お礼の気持ちを伝えたい」 というのは私の一方的な感情なので、

ご遺族の方にしてみたら、「移植できなかったのに、手紙なんてもらっても迷惑」 と

感じられるかもしれませんし、その場合はもちろん受け取っていただかなくても良いんです。


でも、、、。

その機会すら与えていただけない状況って、何とかならないのでしょうかね、、、?


私のようなケースは、あまり無いらしいので、

臓器移植ネットワークとしても想定外だったのかもしれませんが、

「こんな風に考える人もいるんだよ」 ということを、

移植コーディネーターの方を含む医療従事者の皆さんにも知っていただけたら幸いです。


今のようにメンタルが不安定な時には、

いろいろと考える時間もないくらいに忙しくダッシュ動き回っているほうが良いのかもしれません。


Rちゃんも再び我が家家にやってきて、

今週中は騒がしく忙しい毎日になる予定なのが、せめてもの救いなのかも?



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最終更新日  2019.08.25 23:25:57
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