どんなことも、リスクを伴うのは当然で、、、

2021.06.14

どんなことも、リスクを伴うのは当然で、、、

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カテゴリ：世間のこと

まだ梅雨

入りもしていないのに、真夏日

だなんて

今からこれでは真夏になったらどうなるのか、、、気が滅入ります

オリンピックの開催については、

今は新型コロナのことばかりが議論されていますが、

元々大きな課題だった “真夏の東京の暑さ” という問題が、

忘れ去られているような気がしてなりません。

新型コロナも怖いけれど、熱中症もかなり怖いと思うのですが

さて、新型コロナのワクチンですが、

是が非でもオリンピックを開催したいからなのか（

）、

ここへ来て急速に接種を広めようとしている印象ですね。

ワクチンはモチロン万能ではありませんが、

ある程度の効果があることはデータとして出ているわけですから、

理由はどうあれ、接種を希望する方々が早く接種できる環境になれば、

世間に安心感が広まるのではないかと思っています。

ただ、新型コロナのワクチンに限らず、

世の中には “反ワクチン派” という人も存在するんですよね。

本来は “反ワクチン派” ではない人たちの中にも、

充分な治験も行われずに接種が始まった新型コロナワクチンに対して、

安全性に疑問を抱いている人がいることは、仕方がないことだと思います。

かく言う私も、今回のワクチンには多少の不安を抱いている１人ですし。

ただ、接種を迷っている方々に忘れないでいただきたいことは、

今回のワクチンに限らず、何事にもリスクは伴うのだということ。

『ゼロリスク』なんてものは存在しません

インフルエンザのワクチンにだってリスクはありますし、

もっと言うなら、レントゲンや採血という行為ですら、

リスクはゼロではありません。

医師から処方されている薬だけでなく、市販の薬であっても、

たまたま体に合わなければ副作用が出ることはありますから、

これだってリスクはゼロとは言えませんし。

手術なんて、もっとそう

私自身は献腎移植に登録し、腎臓の提供を待っている身ですが、

腎移植にだってリスクは当然あるわけですし、

我が職場

でも毎年多くの手術が行われていますが、

トラブルはゼロに近いものの、完全なゼロではありません。

そういうリスク（デメリット）について、

正しいデータに基づいて患者さんに説明することも、

私たち医療従事者の大事な仕事の１つなんです。

ですから、科学的データに基づかない虚偽の情報を広めて、

ワクチンを摂取しようか迷っている人たちに不安を抱かせる、

一部の過激な “反ワクチン派” の人々の存在を見過ごすことはできません。

そういう人たちは、自分たちこそが正義で、

「マスコミ（或いは政府）は真実を隠蔽している」というような、

センセーショナルな言葉で人々を不安に陥れますが、

そういう情報に振り回されないでいただきたいんです。

新型コロナのワクチンで重篤な副反応が起きる可能性は、

他のワクチンと比較したら高いことはデータとして出ていますが、

絶対数としてそれが多いか少ないかという判断は、

自身が置かれた環境を見極めて、各自で行えば良いことです。

例えば、１人暮らしで外出もあまりしない感染リスクが低い人や、

自分の体力に自信があって重症化しないと考える人は、

不安なら、無理にワクチンを接種する必要は無いと思います。

逆に、不特定多数の人と接しなければならない職業の人や、

持病があって感染したら重症化するリスクが高いと考える人は、

リスクがあることは受け入れて、摂取すれば良いんじゃないでしょうか

あ、ただ、ワクチン接種をしない人は勿論、接種した人も、

まだ暫くは、マスクや消毒等の、

最低限の感染対策はしていただきたいと思いますが。

因みに、ワクチン接種の翌日から出ている私の胸骨付近の痛みは、

今もまだ続いています