081191 ランダム
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眼のしくみと各部分の働き


■ 眼のしくみと各部分のはたらき

<<眼のしくみ>>

眼はカメラとよく似たつくりをしています。 カメラを眼とすると、レンズにあたるのが「水晶体」で、フィルターが「角膜」、
しぼりが「虹彩」、フィルムが「網膜」に相当します。
カメラも眼も、さまざまなものの色や形を光の情報として取り入れています。 瞳孔から入った光は角膜と水晶体で屈折
し、網膜の上で焦点を結びます。 カメラなら、フィルム上の情報はその後写真店などで現像されるわけですが、眼の
場合はどうかというと、現像を行なうのは脳の役目です。網膜上の情報は視神経を通って脳に伝わり、そこではじめて
見た情報となるのです。

<<各部分のはたらき>>

毛様体(もうようたい)
毛様体は毛様体筋(毛様筋)と血管網と色素か
らできている筋肉のかたまり。 この毛様体筋が
近くの物を見る時、水晶体を厚くし、遠くの物を見
る時薄くする働きをする。
水晶体(すいしょうたい)
直径約9mmの碁石のような形をした透明なレン
ズ。 角膜と同じように光を屈折して、眼底に逆
さまの像を結ばせる。 遠くを見るときは薄く、近
くを見るときは厚くなる。
これが目の調節作用といい、ピントを合わせる
作業をしている。
虹彩(こうさい)
虹彩は光の量を調節する役目をし、カメラでい
えばシボリにあたる。 強い光のときは瞳孔を小
さくして、中に入る光の量を少なくし、弱い光のと
きは、瞳孔を大きくして光の量を多くする。
角膜(かくまく)
目の玉の外膜で、目の玉の形を一定に保つ働
きと光を屈折して眼底に集める役目。厚さ約1
mm の透明な膜。
硝子体(しょうしたい)
水晶体及び毛様体から網膜に至るまでの空間
を満たす無色透明な物質。
網膜(もうまく)
厚さ0.3mm 位の透明な膜。カメラでいえば映像
を写すフィルムにあたる。

黄斑(おうはん)
網膜の真ん中にあり、網膜の中で一番ピントが
合う所。 文字などはここで見ている

上記のような眼の各部分の働きが普段の生活習慣により鈍ってしまい視力は低下してしまいます。
近視遠視老眼などは特に毛様体・水晶体・虹彩の働きが鈍ってしまうことが原因です。 
このような眼の各機能の働きを維持する為にも、現代は眼の運動を行う事が必要となってきているのです。


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