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太宰府に左遷された菅原道真公は、延喜3年2月25日(903年3月31日)亡くなるまでこの地で過ごされました。この社は道真公のお世話をされた浄妙尼を祀る社です。今から40年以上前、神社の近くに住んでいた私は蝉取り、木登りなど、境内を遊び場所にしていたものでした。ここで、神社にまつわるお祭りについてふれましょう。毎年9月23日の夜、ドンカンという太鼓と鐘の音とともに太宰府天満宮から道真公のご神霊がこの神社においでになり、翌日、天満宮にお還りになられます。つまり、道真公は浄妙尼への感謝の念を千年以上経った今でもお忘れになっていないという訳です。地の人はこのご神幸をドンカン祭りと呼んでいます。昔、100メートルほどはあった神輿の列も今ではわずか数メートル、寂しくなりました。祭りともなれば、夜店がこの神社の境内に所狭しと並び、子どもたちは目を輝かせていたものでした。ところで、境内にある浄妙尼の社の横に何の銘もない小さな社があります。これは、道真公の娘紅姫を祀った社とされています。道真公には紅姫、隈麻呂という二人の子がありました。この話は次回ということに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月24日 18時40分04秒
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