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4回に分けて天神伝説を紹介して参りましたが、どうも面白くありません。 というのは、道真は「不出門」につぎのとおり詠っているからです。 都府楼には登ってみたこともなく、ここからは屋根瓦を望むのみ 観音寺にお参りしたこともなく、ここからは鐘の音を聞くのみ 心中の思いは孤雲とともに飛び去って、恨みもなく憤りもなく 満月を迎えるごとき心もて、外物に接したく思う この地では別に束縛されてはいないが お咎めのみなれば寸歩も他行することは慎もう このような道真が天拝山に登り、無実を天に訴えたなど考えにくいのです。 このストーリーを書いた人物がきっといる。 それは道真を慕う人物ではなかったか。(次回へつづく) ★写真は、天拝山頂から太宰府方面を望む。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月19日 13時31分59秒
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