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夜な夜な現れる物の怪(怪光)めがけ、土地の長者で武勇に優れた登羅麻呂が「エイヤッ」と矢を放ちました。「ギャツ」矢はものの見事に命中。しかし、仕留めた物の怪の姿はどこにもありません。点々としたたる血の跡をたどって行くと、十二本の枝を持つ椿の大樹に突き当たりました。その夜、登羅麻呂の枕元に薬師如来が立たれて、「かの椿の幹でわが像を作り、十二の枝で十二神将を刻み、仏教を信じよ」とお告げになられたとさ。 ★写真の武蔵寺の山号は椿花山(ちんかざん)。5月になれば、長者の藤が甘い香りを漂わせ、えもいわれぬ幸福な気分にさせてくれますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月01日 09時07分55秒
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