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水城堤の三叉路から旧国道3号線沿いに太宰府方面へ向かって細い小道が伸びています。この小道を100メートルほど進むと、この小さな社に出会います。道真はここで、正装をして太宰府政庁へ向かったのでした。最近まで都で左大臣まで務めたほどの人物が今日は太宰府の役人に頭を下げなければならないのです。ここで、大鏡の一節を思いだしました。「駅長驚くことなかれ、時の変改、一栄一落、これ春秋」です。道真の心中はいかばかりのことだったでしょう。この社の入り口付近には万葉歌碑がありますが、歌碑の件はまたの別の機会ということで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月14日 13時37分19秒
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