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カテゴリ:人事・労務・年金
人事・労務関係に携わっているので、労災の死亡事故記録を見ることがあるが、
以下のような事件があった。かつてバケツでウランというのがあったが、今度はホワイトガソリンの近くでコンロを使用というひどい事件だ。引火性の高いホワイトガソリンを使用するのに換気もせずコンロをたくというのは常識を疑う。一人が死亡しているのだが人命救助努力をちゃんとしたのか、そもそも防護服を着用して作業していたのかなどいろいろ疑問が生じる。もっと報道されて良いと思うし、厳罰を下すべきと思う。JALもこんなちゃらんぽらんな業者を良く使うものだ: 2006年8月30日 製造業 修理工 26歳 火災 引火性のもの 航空機用電源のための発電機のベアリングから異音が発生していたため、ベアリングをホワイトガソリン(第二種有機溶剤含有)で洗浄しているときに、何らかの原因で引火し火災が発生、その場で作業していた3人が被災し、3週間後にそのうちの1人が亡くなった。発電機の近くでガスコンロが使用されており、これにより引火したものと推定される。 (東京都大田区) さらにグーグルで調べると、労務安全情報センターの情報として 2007年2月6日 羽田空港の作業員3人死傷:工場火災、業者を書類送検-大田労基署(東京) 羽田空港(大田区)の機体整備工場で昨年8月30日、作業員3人が死傷した火災で、大田労働基準監督署は6日、三重県伊勢市の電気設備工事会社「神電エンジニアリング」と同社関東事業所の部長(58)、現場指揮者(45)を労働安全衛生法(火災防止措置義務)違反容疑で東京地検に書類送検した。 調べでは、同社は日本航空から発電機のベアリング交換作業を請け負ったが、金属洗浄用のホワイトガソリンで部品を洗浄する際、換気などの措置をせず作業用電気コンロの熱で引火させた疑い。この火災で男性従業員(当時26歳)が全身やけどで死亡し、現場指揮者と別の従業員(37)もやけどを負った。(毎日新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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