カテゴリ:本(いろいろ)
お休みだった昨日、ビデオ&読書DAYで過ごしました。
で、一気に読んだのが リリー・フランキーさんの「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン」。 「ほぼ日」でも盛り上げてたし、本屋さんでも山積みなので ずっと気になっていていたんですよねぇ。 で、買おうかどうしようかぐずぐず悩んでるうちに、 友人が購入したので借りることに。 リリーさんの生い立ちと、オカンとの関係、時々登場するオトンとの 関係が、正直な感じで描かれている話でした。 リリーさんのオカンて、本当に素敵な人だったんだろうなぁ、と しみじみ。 人のことばかり心配して、みんなにご飯を食べさせるのが大好きで、 とってもお茶目なところがあって。 そうそう、うちのおばあちゃんもこんな感じだった、と 懐かしい感じがして。 そういうオカンにはかなわない(ついでにオトンもかなりかなわない人ですが)感と、オカンへの愛情がとても丁寧に描かれていて、 この本が人気あるのもさもありなん、という感じでした。 そんなオカンが亡くなってしまう場面では、 さすがに涙してしまいましたねぇ。 私は親になった経験がないので、 こういう絶対的な親側の愛情というのは想像することしかできないし、 かといって、枕に「自分も早く子どもを生みたい」てコメントする人には ???と思ってしまうようなひねくれ者ですが、 オカンは自分の人生どんな風に思っていたのかなぁ、なんて思います。 本人たちにしかわからないものがあったのだろう、オカンとオトンとのことや、リリーさんと別れて暮らしていた頃のことや、色々なこと。 でも、そんな自分のことは「私は幸せなんよぉ~」と 多くを語らず、周りの人たちを大切にするような人だから こんな素敵な話が生まれる存在だったのかもしれませんね。 なんか、私も、色々悩んだり、ストレス感じることなんかあっても たくましく、でもしなやかに生きよ!なんて思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.08 18:41:45
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