落し物
今日は、今年最初の私のやらかしと、私の中での信じられない奇跡の話をご紹介します。そもそもは、先週、1月15日。私は用があって、広島にでかけたのですが、信じられないくらいの大雪の日。朝早い山陽本線に乗ったのはいいのですが、まさかの途中の駅で電車がストップ。信号機が壊れたとかで、そのまま閉じ込められることに。勿論、暖房ははいっているのですが、窓から入り込んでくる容赦ない冷気。そして、雪国にしか思えない外の光景。全てが寒くて、寒くて。電車の中なのに手袋をしないと指がかじかんで痛いようなそんな中。ただ、手袋をしているとスマホが操作できず情報が入らない。私は手袋をはずしてネットを見ては、また寒さで手袋をはめる。とひたすら繰り返していました。その時、私の指には、微妙に指にあっていない指輪が。雪の中滑ってコートが汚れたり、気づくと左手の皮の手袋が破れていたり(しかも、一文字に裂けているというまさかの状況)バタバタすることはあったのですが、ようやく広島で用事をすませ、ほっと一段落。と、自分の手を見てみるとはめていたはずの指輪がない!!正直もう、真っ青です。20代のころ仕事があまりにもしんどくて、そのストレスから清水の舞台から飛び降りて買った指輪なのに!!なんてこと!!いつ?どこで??思い返してみても、わからず、とりあえず思いつくところに片っ端から電話。JRの落し物センター、たちよったホテル、デパート。そして警察。もう、正直でてくることはないだろう。あの、ストレス時代は終わったから、その役割を終えてあの指輪は私のもとから去ったんだ。そんなわけのわからないいいわけをして、納得しようとしてももう、ショックで。落ち込んだまま福山に帰り、2日後。まさかのJRから電話が。私の落としたというのとよくにた指輪の拾得物があったと。しかも、なぜか宮島口で。私ののった電車は岩国行だったはず。なぜ宮島で?しかも数日過ぎて?なぞは残ったまま着払いで帰ってきた指輪。きっとどこかの親切な方が電車の中で拾われて、駅に届けて下さったに違いないのです。本当にありがとうございました。名前も名乗らず立ち去られたということなので、ここでお礼を言わせてください。本当に、本当にありがとうございます。そして、皆さん、落し物をしたときはあきらめないことも大切です!!