極限の戦い。
ちょっと小雨がぱらつくサタデーモーニング。朝のロードワークも、糖質オフダイエットの効果で体重も落ちてきたので、足腰への負荷が減って、いままでよりは遠くまで走れそう。お気に入りのサムスミスを聴きながら、愛宕浜を過ぎ、橋を越えて、百道浜へ。百道ビーチには、この週末にライフセービングの国際大会が行われるようで、競技コースやステージが設営されておりました。へぇー。都会でも自然がキレイな福岡だからこそ、こんな大会ができるのですね。きっと観戦するのはタダなのでしょう。どこかのイチビッたヨットレースとは違って、興味をもって集まってくれるギャラリーに高額なチケット代など要求しません。この週末の天気が悪いので残念ですが、まあ、ライフセーバーという命の救助者にとっては、悪天候など関係ないのでしょうね。頑張ってください。そんなことを考えながら、ホッホッホ、と走っていると、僕の身体に異変が。まずいぞ。う〇こがしたい。朝起きて、ちゃんとトイレに入ったのに、あのとき全部出せていたのではなかったのか。ちくしょー。自宅から25分かけて走ってきたので、同じ速度で走って帰っても、あと25分。間に合うだろうか。室見川沿いの遊歩道を走りながら、自問自答する。そこの茂みに隠れて、やっちゃおうか。だめだ、そんな弱気でどうする、お前なら我慢できるはずだ、がんばれ。でも、もう先っちょがでてきそうだ。やはり茂みに隠れて・・・。だめだ、こんなにジョギングや散歩でたくさんの人が行き来しいているのに。それに、紙も持ってないじゃないか。うおー、でも、もう我慢できないぞー。だめだ、絶対に我慢するんだ。もうおまえ44歳だぞ。茂みに隠れて う〇こ したら、ちょっとやばいぞ。そんな葛藤のなか、室見川を渡った先に、ミニストップを発見。よし、あそこに駆け込もう。でも、もしも先客がいてトイレを占拠されていたら、もうおしまいだぞ。それに、こんな汗だくで店内に駆け込んだら、店員さんに怪しまれて通報されるんじゃないか。もうそんなことを言っている場合じゃない、あいつはそこまで出てきているんだ。ミニストップに飛び込む。運よく、先客はいなかった。地獄から天国。限界からの解放。お食事中の皆さま、御免あそばせ。おしまい。