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Dec 7, 2009
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カテゴリ:日記
OSK200912060056.jpg
朝日新聞社の空撮画像。

滋賀県立柳ヶ崎ヨットハーバーを売却もしくは廃止する案が滋賀県から出され、昨日、それに反対するデモパレードが行なわれました。パレードに参加したのは、ハーバーを使用するジュニアヨットクラブ、地域ヨットクラブ、大学や高校のヨット部など、総勢150艇での大デモ行進です。琵琶湖のメインスポットであるなぎさ公園の湖岸沿いに設置されたブイを約1時間周航し、抗議の意志を掲示しました。滋賀県から出ている売却案やデモパレードのニュースにつきましては、全国各紙で本日の朝刊に掲載されております。ネットでも検索すればすぐにニュース記事が引っかかると思いますので、ぜひご覧下さい。

この反対運動について、ここにフネを置く編集部も事前会議に参加したり、ノボリ作成などの準備をお手伝いさせていただきました。当然ながら、当日のパレードにも参加いたしました。

確かに民間でヨットハーバーが経営できれば、それがあるべき姿なのかもしれません。しかしながら、いまの日本の生活文化にあわせ、学校教育や地域スポーツの発展に貢献ができるセーリング環境を作ろうと思えば、公共運営でのヨットハーバーがどうしても必要です。民間企業が経営し、お金持ちが集まる高級ヨットクラブをいくら作っても、庶民がセーリング競技を続けられる場所にはなりません。という訳で、庶民中の庶民である編集部としては、とっても大反対なのです。

ですが今回の一件で、公共ヨットバーバーがどうあるべきか、ということを考えさせられました。最近では編集部はたまに行くだけですし、住んでいるのも遠く離れた兵庫県なので、分かったようなことは言えませんが、簡単に売却や廃止案が出てくるということは、県民共有の財産として認知されていないということだと思います。もっともっと地域の人を巻き込むような活動がこのハーバーを中心にして出来ていれば、こんな案は出てこなかったかもしれません。県セーリング連盟はヨット教室などを主催して頑張っていますが、もっともっと編集部を含めた皆で頑張らなければいけないのでしょう。今回の件でびっくりしたのは、12月というオフシーズンでありながら、とても多くの人たちがパレードに参加してくれたこと。この大勢の力を使えば、もっといろんなことが出来そうな気がします。なにかヒントを見つけた気分の編集部なのです。

そんなことを思いながらパレードに参加した編集部。一番出艇と最初のマーク回航は兵藤選手(レーザー)に奪われてしまいましたが、第二マークからはトップ回航!(ちゃんとスタートがあったわけでもないし、誰かが順位を見ているわけではありませんが・・・)。やはり根っからの競争心ゆえに、ここでも“serious sailing”です。

兎にも角にも、当日パレードに参加された皆様、寒い中本当にお疲れ様でした!これだけの熱意があれば、きっとハーバーは守れるでしょう!でも、こんなにいるなら毎週ハーバーに来てくださ~い。■


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やっぱりネットニュースに掲載されるのは子供の写真です。編集部たちの沢山写真を撮ってもらったはずなのに、不採用となったのでしょう。

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デモに参加した編集部。シュラウドに付けたノボリがとっても邪魔で、テルテールが見えませんでした。





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Last updated  Dec 7, 2009 11:54:30 AM


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イダコウジ

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