金魚の涙

どうして人間と動物は同じだけの時間を一緒に過ごせないんでしょうね・・・。

おはようございます。金魚です。

昨夜深雪さんが逝ってしまわれました。
朝までは水も飲んでたし餌もガツガツ食べてたんです。
必死に立とうともしてて、頑張って足をバタつかせていたんですけど、夕方位にはその元気も無くなり、ランランとした眼も虚ろな状態に・・・。
スーパーで買ってきたベビーフードのすりおろしリンゴを与えても口すら動かしてくれなくなって・・・。
頭を撫でれば気持ちよさそうに目を閉じるんですが、その後暫くして呼吸する為の胸の上下運動をしなくなり、ひげだけがピクピクとしてました。
それもしばらくすれば完全に止まり、瞳孔が開いたままに。

どんなに沢山動物を飼っていても、この瞬間だけは慣れません。
そして毎回後悔するのです。
あーしてあげれば良かった、こーしてあげれば良かったって思ってしまうのです。
きっと後悔しないで満足に見送る事なんて出来ないのかもしれませんね。
それが残っている者の定めなのかな・・・。

ちなみに深雪さんが一口も食べれなかったベビーフードのすりおろしリンゴですが、きーちゃんともーちゃんと一緒に食べました。
２匹にはリンゴなんてあげた事なかったんですが、２匹とも珍しく口にしたので更に金魚を切なくさせました(泣)

人のお葬式の時最後に皆でご飯食べるじゃないですか、昔大好きなお兄ちゃん（母の従姉妹）が亡くなった時、金魚が幼稚園くらいの時であまりにも悲しくて出されたご飯食べれなかった事があるんですが、その時「少しでも良いから食べなさい。亡くなった人が天国で食べ物に困らない様に代わりに食べてあげるんだよ。」って教えられたのを思い出しました。

２匹にとったら、ただ単に珍しいモノ食べてるから味見したかっただけなんだろうけど、２匹も一緒に見送ってくれたって思う事にします。

ついに金魚の家族はきーちゃんともーちゃんの２匹だけになってしまった・・・。
寂しいなぁ～。

せめてきーちゃんともーちゃんは金魚と長く一緒にいて頂戴(泣)