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日曜から火曜まで、横浜に遊びにいく。
本当は1泊の予定のところ、あまりに楽しくて、もう1泊追加して泊ってきた。ちょっと贅沢をしちゃった。 港町というのは、とても刹那的だ。とどまることなく変わっていく感じで、すべてのものが動いている。 横浜は「これぞ港町!!」というまち。ほんと「かもめの水兵さん」なんか歩いていそうだ。 建物も、通りも、人も皆おしゃれで、うっとりしてしまう。 本当に本当に美しいまち。 中華街は以前もちょこちょこ訪れたことがあったけど、こんなにじっくり歩いたのは初めてだった。 胡散臭さとか、朱色のネオンとか、本当「中国っぽく」てアジアの匂いがぷんぷんした。 梅蘭のかた焼きそば、絶品!!評判通りだった。でもあれ、どうやって作るんだろう。不思議だ。料理って芸術だわ。 一日目の夜は旦那の友達と合流して飲む。 二日目は、横浜のランドマークに勤めている義理のお父さんに電話してみる。すると即答でスーツ姿のお父さんはニコニコ満面の笑みで、会社の終業時刻直後に現れた。きっと仕事終わるなり、すっとんできたんだろうなぁ。孫をみるなり目じりが垂れ下がっている。ひぃのことが、本当にいとおしそうで、そのまなざしに、なんだかこちらまで嬉しくなってしまった。 みなとみらいのドイツ風料理屋にはいる。ここには毎年来ているけど、どのメニューを選んでもはずれがなく美味しい。ビールだけでも何種類もあって、おおきなジョッキに色とりどりのビールが並ぶ。今回私はサングリアをがぶがぶ水のように飲んだが、これもまたおいしかった。フルーツの甘みがワインの甘みとちょうどよくマッチしてた。 私たち夫婦はお酒が本当に好きだ。多分共通の趣味みたいなもので、一種の潤滑油みたいなものになっている。度を越えなければ、お酒は時間をゆったりと感じさせてくれて、あらゆるものをきらきら輝かせる魔法の水だと思う。・・・ちょっとアル中っぽいかしら。お酒の勢いで、けんかしてしまうことも、しょっちゅうなのだけど、、。 横浜の夜も夜景や人の熱気で、本当に楽しかったけれど、朝の空気も異国情緒たっぷりで素晴らしかった。山下公園から朝日が昇ってきて、海の匂いがして、夜の雰囲気とはうってかわって、清々しい空気がたちこめる。皆が支度を整え、一日の始まりに備えている。軒先で中華まんを売っている売り子さんも、近くの会社に勤めているのだろうサラリーマンも、学生も、旅行客も。 かくいう私たちもこうして「非日常」という立場から、他人の日常を垣間見ているだけなのだけど。。 あまりにおもしろくて、しみじみ考えてしまった。一人でコーヒーを買いにふらっとでた先で通った中華街の門が「朝陽門」という名前で、なんだか嬉しくなった。ぴったりの風景を見たから。 あっという間の3日間は過ぎ、電車にゆられて埼玉に帰ってきた。夜。残念なことにオリンピック、野球は負けていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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